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こだまの改造プラレール 


歴代車両を随時更新します。

改造は自己責任です。

【車両紹介】近鉄デ32電気機関車(EL32) タイプ

2025-01-31 07:43:57 | 車両紹介

近鉄デ32電気機関車(EL32)タイプ

デ32型は、1948年(昭和23年)に三菱重工業で製造された40t級箱型電気機関車の一台で、兄弟車のデ31、33が南大阪線と伊賀線で活躍。(31,33はその後養老線で活躍したのち引退。)

同型車に神戸電鉄700型電気機関車、大井川鉄道E10形電気機関車があります。

当初は導入線区の名古屋線が狭軌の為、狭軌仕様での活躍でしたが、改軌と同時にデ30系列で唯一、標準軌改造が行われました。

改軌後から1983年(昭和58年)まで、伊勢電出自のデ21とともに名古屋線の工事用列車、養老線車両の塩浜車庫検査入場に伴う搬送などに使用されました。

その後は除籍され、塩浜工場で入れ換え専用機として活躍、令和の近年ではとうとう入れ換え車としても使用されなくなり、今後の動向が注目されます。

本線上から引退する末期ごろをモデルとしました。赤色は調合で、動力はC57蒸気機関車の動力台車を大改造しています。※以前製作のED18を参考にしました。

2024年時点で完成していましたが、記事を書き忘れていました…笑

 

屋根はドクターイエロー、その他はプラ材で製作。プラレーラー仲間の方が製作した大井川鐡道E101の工程を参考にしました。

 

前面デッキの手すりはプラ棒ではなく、デッキ下部との一枚構造とし、折れ等の破損を少しでも減らす対策をしています。

 

各部の切り口を綺麗に処理しつつ、台車部分の造形を追加していきます。

製品で以前販売されていたEF15やDD51の台車構造に概ね似せています。台車の造形は無しか、控えめに。

この後、塗装して完成となりました。

 

~運転会での光景~

2024年7月 一身田七夕まつりプラレール運転会にて。

ゲッソーワークスの18200系、12200系と

ありえない並びもプラレールだからこそできます。

小さい車体は車両基地の端に止めるといい感じです。

 

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【車両紹介】近鉄680系(M81、M82)一般車格下晩年タイプ

2024-12-27 00:30:24 | 車両紹介

近鉄680系(M81、M82)一般車格下晩年タイプ

沿線に点在する観光地への誘致のための特急網を充実すべく、旧奈良電気鉄道デハボ1200形を特急車化改造し1964年に登場した680系。

昭和49年まで京都橿原線で特急運用として活躍しました。その後12200系の台頭により、名古屋線へ転属し団体用にて活躍。

1975年に一般車へ格下げし、明星以東の普通電車として2編成4両が1987年3月まで活躍。

同年5月3日~5日でさよなら運転を実施し勇退。同年8月に廃車となり、塩浜工場にて生涯を終えました。

~~

モデルにしたのは1987年GWに行われたさよなら運転での姿です。

【M81】マルーン編成

C#681 プラレール仲間設計のプラ板キットを分けていただき製作、某氏、その節は有難うございました。

C#581 屋根は箱根登山鉄道を使用。クーラーは過去作でも使用した自作品の複製品です。

【M82】ツートン編成

M82のみ、再末期にツートン化されましたのでぬかりなく再現しています。

C#682 

C#582

~製作中の様子~

 

マークは用意できていませんが、最終運行時の4両編成でも走れるように製作しました。

管理人はこの目で見たことは勿論ありませんが、伝説の名車をまた一つ青いレール上で蘇らせることができて良かったです。

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【車両紹介】近鉄2000系(XT07)タイプ

2024-12-26 23:50:43 | 車両紹介

近鉄2000系(XT07)タイプ

名古屋線を中心に運用されている2000系。登場より12編成の兄弟は欠けることなく活躍していました。...2013年までは。

そんな2000系の中でも唯一のトイレ付編成がXT07でした。

当時大阪線での運用も考慮し、トイレを設置。実際に大阪線での営業列車への充当も行われたそうです。

2000年代は名古屋線の普通電車、時には4連車不足による6両運用の穴埋めで3+3で急行にも充当されていました。

そんなXT07の当たり前の日常が一転。まさかの観光列車化。

2013年に観光列車「つどい」となり、形式も2013系に変更。2000系として、また一般車としての役目を終えました。

~~

今回はそんなXT07がつどいに改造される前の一般車時代をモデルに製作しました。

C#2107 同編成の特徴であるトイレ部をぬかりなく再現しています。

C#2013 屋根上機器はクーラーキセを自作。パンタグラフはマリンライナー後尾車の物の複製品。

C#2014 連結対応です。 行き先は私もなじみ深い名古屋行き普通です。

今回製作したのは新製冷房車。ラインデリア車、冷房改造車とは屋根断面が違います。

既製品、東京メトロ系の屋根を使用し、新製冷房車の丸の深い屋根に似せてみました。

 

~製作中の様子~

側面は以前プラレール仲間に切り出していただいたキットを使用。その節は感謝しております。

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【車両紹介】近鉄20000系PL01 楽(リニューアル前)タイプ

2024-09-02 23:22:24 | 車両紹介

近鉄20000系PL01 楽(リニューアル前)タイプ

1990年(平成2年)、20100系あおぞら号の後継車として1編成が製造。ビスタカー一族の中でも特にバブルを感じさせる、今となっては考えられない、カラオケ装置搭載、当時の豪華貸切車両です。

そう、楽も実はビスタカーなんです。

2020年に登場30年目となり、リニューアルを実施。以前までの美しく鮮烈な黄色の塗装はどこへやら、近頃流行りのメタリック塗装となってしまいました...。

 

今回製作したのは勿論リニューアル前の楽です。

楽とビスタカーのロゴは自前写真よりデカールを自作しています。

屋根上のライトは写真を加工したものをシール貼り付け。

スカート部のリトラクタブルライトは、強度面から妥協。シール表現としました。

また、スイッチ位置の兼ね合いで、今回は現行動力台車、通称新メカにて動力化しています。

パンタグラフは毎度おなじみマリンライナー後尾車の複製品です。

 

乗務員扉はスジボリです。

後尾車は過去にあった併結運転の再現をすべく連結器を付けてあります(笑)

追記:後日くつずりの表現も追加しました。

~製作中の様子~

種車はビスタカーの中間車、4両使用しました。

もう引くぐらいボデーが変わり果ててますね...(笑)

前面部はプラ板と地下鉄銀座線の屋根を使用。

乗降ドアは以前の製作により出た廃車体、(西武30000系)のドアを埋め込んでいます。

中間車も大改造しています(笑) 

側窓上部は1ミリプラ板を足しています。

この、車体断面がミソ。

22000系の時のように適当に下書き...

切り出したプラ板を貼り付けていきました。

激変ぶりに自分でも引いてます。先頭車のルーバーは種車の物を移設しました。

屋根は種車の物を裏返して使用しました。

中間車のルーバーは先頭車にデフォルメを合わせたものをプラ板で自作。車体側面に穴あけしてはめ込みました。

この時点でドア窓も縮小しました。

 

スカートも補強をしっかりした上で取り付け。

思わずニンマリ。(笑)

最近ハマってるON-OFFモールド表現。廃車から移設しました。

サフ美~

白→黄→グレー帯→オレンジ→グレー→窓塗装

の順で塗装!

やばい...

ヤバイ。

 

自作のデカールでロゴを表現。やばい。

種車と比較。ちょっと面影ある...??w

クリア塗って完成です。

実は幼少期からの思い出の列車。楽に乗ってあやめ池遊園地へ遊びに行った記憶は今も忘れられません。

学生時代は良い撮影のスパイスとなってくれました。

今は過去の姿となってしまったリニューアル前に楽。ぼちぼちいいバランスに仕上げられて良かったです。

運転会での光景も順次追加していきます。

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【車両紹介】三岐鉄道601系607Fタイプ

2024-06-19 22:33:23 | 車両紹介

三岐鉄道601系607Fタイプ

昭和63年に西武571系を種車にして三岐鉄道に導入された601系二次車の607Fを製作しました。

幼少期に足を運んだ暁学園前駅併設の鉄道おもちゃ屋あかつき店。店内のプラレールレイアウトで遊べる施設で、現在は無くなってしまいました。

そこへ行く際によく乗車したのが607F。身近で聞けた吊り掛けモーター音でよく覚えています。

実車は平成21年に引退。平成25年に解体されました。もう10年以上前になるとは...。

 

種車は電動プラ電車。主に前面と妻面の改造を行いました。

妻面はジャンクの側面を使用し、幅広貫通路に改造。

前面は実車風というよりデフォルメ気味に。ヘッドライトの自作に手がかかりました。

塗装中。クレオスRLMイエロー、オレンジを使用。

シール貼り、色差しをして完成。また一つ、思い出の列車にあの世から戻ってきてもらいました。

クモハ607 もちろん馴染みだった末期の仕様で製作。サイクルバス、ワンマン表示もつけました。

クハ1608 広幅貫通路は製品チックに仕上げ。それっぽくなったかな?

 

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【車両紹介】近鉄デ25電気機関車タイプ

2024-05-16 22:06:37 | 車両紹介

近鉄デ25電気機関車タイプ

1944年に関西急行鉄道が発注した日本車輛、東洋電機製造の凸型40トン機関車です。

豊川鉄道デキ54(国鉄ED30)と同型機です。

後の近鉄に引き継がれ、名古屋線で活躍したのち、同線の標準軌改軌時に養老線に転属。

揖斐~大垣~桑名間で短絡貨物や、本巣発のセメント列車を桑名のサービスステーションまで牽引するなど活躍しました。

昭和61年に養老線の定期貨物列車が廃止。デ25は平成3年に廃車となっています。

今回はデ25の末期の姿をデフォルメして製作しました。

種車は京阪トーマストレインの中間車。凸型に切り刻んで使用します。(笑)

ボンネットは車輪の兼ね合いで少し太めにデフォルメ。

特徴である凸型車体への動力搭載は個人的難題でしたが、GOGOトレインの動力を加工し流用することで解決。車輪はプラレールの物に換装し使用することとしました。

窓等気合いの穴あけ。プラ板でモールド表現。

ルーバーには穴を開けたところにギザギザのプラ板(エバーグリーン社品)をはめ込み。

ほぼ加工が完了した姿。トーマストレインの面影はまるで無くなりました。

塗装中。ボデー色は自家調合です。

完成。パンタはグレーの物を搭載。

貨車を繋ぐといい感じ!記憶の彼方からプラレールになって無理やり帰ってきていただきました!!(笑)

初の凸型電機の製作、手探りながらうまくいったな~と思います。

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【車両紹介】D51-1015号機(戦時型)タイプ

2024-04-28 21:09:51 | 車両紹介

D51-1015号機(戦時型)タイプ

その昔、関西本線が蒸気天国の頃、加太越えに挑み続けた罐たち。

当時奈良機関区に所属していた戦時型の1015号機を2011年に製作。

完成時の写真。中学生時代の旧作です。

完成からしばらく経ち、一度の改修を経て、暇がなかった当時、某氏のもとで再度改修。おおまかなものはそのままに、劣化した細かいパーツを取り換え、再塗装してもらいました。

改修後の写真にはなりますが、当時の旧金型製品のⅮ51-200を改造。

集煙装置取り付け、かまぼこ型ドームに改造、重油タンク?増設、キャブ周辺のディテールアップ、足回りのディテールアップをしています。

テンダーは裾を延長。船底っぽく見えるように台車の造形もしました。

後面はV型に造形して船底風に。

長い事某氏のところで眠ってましたので、久しぶりの再会でした。

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【車両紹介】近鉄22000系ACE(AL01)タイプ 近鉄de PGKシリーズ

2024-04-28 13:51:24 | 車両紹介

近鉄22000系ACE(AL01)タイプ

近鉄特急、平成のスーパー特急22000系。

以前製作した22000系ACEは二両のAS(電算記号)でしたが、やはり4両も欲しくなってきまして、ガレージキットを加工して製作しました。

4両にするべく、複製していただいた車体から製作。このためにある程度加工できるように原型製作をしていました。にひひ…

比較。パンタあり中間M車は、加工点も少なめで割とすんなり。

パンタ無し中間M車は切り継ぎ加工と、窓の造形を一コマ加工。ちょっと手間食いましたね~。

不足部分はプラ板で復旧しました。

先頭のMc車も4両固定編成はパンタグラフが1個なので加工しています。

四角く切り抜いたところにプラ板をはめ込んで埋めています。(こういった加工の為に、屋根のディテールをあっさり目に。)

パンタあり中間M車はあまりに空白が目立ちましたのでやむを得ずヒューズ箱を配置。

妻面ディテールも既製品レベルで。

前のパンタグラフ取るだけで4連にもできるように作っておいたのは正解でした。

C#22101 大阪方先頭Mc車。連結器を付けられるよう加工済み。旧メカ台車

C#22201 パンタ無しの中間M車。

C#22301 パンタありの中間M車。 

C#22401 こちらは新メカシャーシで動力化。どちらの方向でも遊べます。こちらも連結器を装備。増結して遊べるように。

ちなみにAL01~AS04はクーラーキセ側面のルーバーが細かい縦溝となっており。ネームペンで書きこんで再現。

登場から30年余り経過し、現在は塗装も激変して当時を見る影もありませんが、プラレールではまだまだ健在です。

平成初頭の近鉄は最高です。ホント…

小ネタ。1993年平成5年の12月5日に、近鉄保有車両2000両を記念して五位堂検修車庫で行われたイベントに合わせて運行された貸切列車。再現(笑)

ザ・メモリアルカー2000とデザインされた大型ヘッドマークが取り付けられたんだそうです。編成は当時落成したばかりのAL12が抜擢。復路では20000系楽と併結し、8両編成で走行したんだとか。まじでこの目で見たかった。(当時、私はまだ生まれてませんでした。)

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【車両紹介】近鉄860系SE65タイプ

2024-04-22 23:33:22 | 車両紹介

近鉄860系SE65タイプ

近鉄伊賀線で活躍した860系、近鉄通勤車カラーの編成を製作。

モデルは前面補強施工以前のSE65のツートン。末期のSE67でもよかったんですが、あえて私の幼少期頃の仕様で製作。

SE66くノ一列車と製作方法は同じですので割愛。

シルキーホワイト、マルーンの順で塗装。

普通の860系、作って良かったとつくづく思う瞬間でした。(本当は初代青忍者のSE61を製作予定でしたが、資料皆無につきお流れに...。)

前面の塗り窓を塗装。締まりますね!

行先標識板と車番を貼り付け。北部運用の上野市~伊賀上野としました。

個人的に青山を越えてきて伊賀神戸でみた860系は貫通扉に行先板のこの仕様。懐かしくて帰りたくなっちゃいます。

C#865 往復仕様!今後の活躍を見据えています。

C#765 グレー台車が枯渇したので、塗装を行っています。

これにて伊賀線の車両の製作はひと段落。また作る...かも?

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【車両紹介】近鉄860系SE66(くの一列車)タイプ

2024-04-07 01:08:23 | 車両紹介

近鉄860系SE66(くの一列車)タイプ

忍者列車でお馴染み近鉄伊賀線。現伊賀鉄道で活躍した860系の中からペイント列車としてくノ一が描かれたSE66の最初期のデザインをモデルに製作しました。

元は奈良線京都線などで活躍した820系です。京阪乗り入れをしていた頃がありました。

側面はプラ板からの製作。ちまちま切り出します。0.3と0.5の二枚構造。裏に補強を入れています。

近鉄通勤車の時同様、京阪トーマストレインの屋根を使用。便利なんですこれが(笑)

実車はミニサイズの通勤車でしたので少し車長を短めにしています。

まだぼんやりとしかイメージがつかめませんね。屋根肩は削り込んで丸くしてあります。

いつものデフォルメで顔を造形。ぽくなってきました。

クーラーを載せると一気に860系っぽくなりました。

塗装は白から。

ここでデカールをつかうと思った方、すいません。

 

ぜんぶ塗装で行きます!!手裏剣模様を切り出すのが大変でした。

ピンクを塗って剥がしたところ。うまくいきました。

 

くノ一のお顔の色を塗って、目の白部を塗装。

なんかこれだと必勝だるま感ありますね(笑)

黒の輪郭、目などの表現は、油性ペンでの手書き。

一発勝負なので、とても気を使いました...。

C#866 往復仕様としています。

 

Ç#766 今回妻面はそのままです。

黒線はネームペンで手書き。大変でした...。

大変だった分、とってもいい感じになりました!

 

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