近鉄デ32電気機関車(EL32)タイプ
デ32型は、1948年(昭和23年)に三菱重工業で製造された40t級箱型電気機関車の一台で、兄弟車のデ31、33が南大阪線と伊賀線で活躍。(31,33はその後養老線で活躍したのち引退。)
同型車に神戸電鉄700型電気機関車、大井川鉄道E10形電気機関車があります。
当初は導入線区の名古屋線が狭軌の為、狭軌仕様での活躍でしたが、改軌と同時にデ30系列で唯一、標準軌改造が行われました。
改軌後から1983年(昭和58年)まで、伊勢電出自のデ21とともに名古屋線の工事用列車、養老線車両の塩浜車庫検査入場に伴う搬送などに使用されました。
その後は除籍され、塩浜工場で入れ換え専用機として活躍、令和の近年ではとうとう入れ換え車としても使用されなくなり、今後の動向が注目されます。
本線上から引退する末期ごろをモデルとしました。赤色は調合で、動力はC57蒸気機関車の動力台車を大改造しています。※以前製作のED18を参考にしました。
2024年時点で完成していましたが、記事を書き忘れていました…笑
屋根はドクターイエロー、その他はプラ材で製作。プラレーラー仲間の方が製作した大井川鐡道E101の工程を参考にしました。
前面デッキの手すりはプラ棒ではなく、デッキ下部との一枚構造とし、折れ等の破損を少しでも減らす対策をしています。
各部の切り口を綺麗に処理しつつ、台車部分の造形を追加していきます。
製品で以前販売されていたEF15やDD51の台車構造に概ね似せています。台車の造形は無しか、控えめに。
この後、塗装して完成となりました。
~運転会での光景~
2024年7月 一身田七夕まつりプラレール運転会にて。
ゲッソーワークスの18200系、12200系と
ありえない並びもプラレールだからこそできます。
小さい車体は車両基地の端に止めるといい感じです。