1, ホルスト・ 組曲「惑星」から「木星」
指揮・大植 英次
演奏・大阪フィルハーモニー交響楽団
大管弦楽のための組曲『惑星』(わくせい、The Planets)作品32は、
イギリスの作曲家グスターヴ・ホルストの作曲した代表的な管弦楽曲である。
この組曲は7つの楽章から成り、それぞれにローマ神話に登場する神々にも
相当する惑星の名が付けられている。第4曲「木星」は非常に人気があり、
特に有名である。
平原綾香の歌うJupiter(ジュピター)の原曲でもある。
2, ショスタコーヴィチ・ 交響曲第5番「革命」第4楽章
交響曲第5番 ニ短調 作品47は、ドミートリイ・ショスタコーヴィチが作曲した5番目の交響曲である。
ショスタコーヴィチの交響曲のなかでは均整の取れた構成をしており、
かつてはショスタコーヴィチの最高傑作として位置づけられることが多かった。
親しみやすい作風であることもあって、世界中のオーケストラのスタンダード・ナンバーとなっているが、
最近は他の交響曲の演奏頻度も高くなり、今まで代表作とされてきたことに疑問を呈する意見もある。
この交響曲第5番は革命20周年という「記念すべき」年に初演され、これは熱烈な歓迎を受けた。
3, ベートーヴェン・ エグモント序曲
演奏・NHK交響楽団
実話に基づいたゲーテの戯曲「エグモント」のために書かれた
10の付随音楽のうちのひとつ。
“暗から明へ”というベートーヴェンの基本テーゼを土台に
“♪タタタ・タン”という「運命」にも通じる動機を
主軸に据えるなど、差し詰め“ミニチュア版「運命」”
といってもいいぐらいの、彼の作風のエッセンスが凝縮された作品です。
エグモント序曲はオーケストラの全奏とそれに続く弦楽器群による力強く
ゆったりとした序奏により始まりますが、オーボエとそれに続く管楽器による
暗い主題が現れ、のちの悲劇を予感させます。
テンポが早くなるとバイオリンとチェロに始まる弧を描くような動きが楽器と形を
変化させながら繰り返し提示されるとともに、序奏の名残も現れて悲劇的な英雄である
エグモントが表現されます。最後はピアニシモで静かになった後、
フォルテシモまで盛り上がり自殺するクレートヒェンと処刑される
エグモント伯爵の愛と正義を称える勝利の音楽として終わります。
ガーシュウィン・ ピアノ協奏曲第3楽章(ジャズ)
指揮・小澤征爾
演奏・マーカス・ロバーツ・トリオ NHK交響楽団
ジョージ・ガーシュウィン(1898年9月26日 - 1937年7月11日)は、アメリカの作曲家。
ポピュラー音楽・クラシック音楽の両面で活躍し、「アメリカ音楽」を作り上げた作曲家として知られる。
この曲は1925年に指揮者ウォルター・ダムロッシュの委嘱により作曲された。
ジャズに影響され、狂詩曲として構成された旧作『ラプソディ・イン・ブルー』に比べると、
かなり伝統的な協奏曲に近づいている。
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