1, ビゼー・ 「アルルの女」第2組曲から「ファランドール」/パガニーニ・ ヴェニスの謝肉祭
指揮・マリス・ヤンソンス
演奏・バイエルン放送交響楽団
ワディム・レーピン(ヴァイオリン)
1971年、シベリア最大の都市ノヴォシビルスク生まれ。5歳でヴァイオリンを始め、
わずか半年後に最初の演奏会に出演する。ザハール・ブロンに師事し、
7歳でオーケストラと共演する。11歳の時にヴィエニャフスキ・コンクールの全部門で
金賞をとり、、モスクワとサンクト・ペテルブルクでのリサイタル・デビュー。
1989年、17歳の時に誉れ高いブリュッセルのエリーザベト王妃国際コンクールで
最年少優勝を果たし、国際的な活動を開始した。
2, パガニーニ・ ヴェニスの謝肉祭
セルゲイ・ナカリャコフ(Sergei Nakariakov, 1977年 - )
ロシアのニジニ・ノヴゴロド生まれのトランペット・フリューゲルホルン奏者。
現在はイスラエルに移住している。
幼少よりピアノを学んでいたが、6歳の時、交通事故のためにピアノを断念。
その後、父親の指導のもとでトランペットを始める。10歳にしてオーケストラと初共演し、
15歳でCDデビューと、早くからその才能を発揮した。
当時日本のメディアでは吹奏楽専門誌「バンドジャーナル」がその甘いルックスから
「トランペットの貴公子」として取り上げるなど、ブラスファンの特に若い女性を中心に
徐々に知名度を上げていった。
トランペットを手にしてわずか3年で、循環呼吸という高度なテクニックを取得。
『常動曲』(ヨハン・シュトラウス2世)、『熊蜂の飛行』などではさらに高度な循環呼吸を用いての
タンギングも鮮やかに披露している。
日本での演奏も多く、1998年のNHK朝の連続テレビ小説『天うらら』のテーマ曲を演奏。
2005年には大河ドラマ『義経』の紀行テーマの演奏が4月から3ヶ月間放送された。
2001年9月には日本映画『大河の一滴』でスクリーンデビューも果たした。
シモンボリバル・ユース・オーケストラ
ベネズエラのカラカスを本拠地とするユース・オーケストラである。
「エル・システマ」を実践するFESNOJIVが1999年に設立。エル・システマは、
元政治家で経済学者のホセ・アントニオ・アブレウ等の提唱により1975年から始まった。
エル・システマ生徒の中には元ストリートチルドレンで麻薬の密売や強盗を
経験した者もいるが、こうした者を更生させたり、放課後に子どもたちを
音楽に従事させることで犯罪から守る役割を果たしている。
FESNOJIVは、現在ベネズエラに200もの青少年オーケストラを運営している。
その中から選抜されたメンバーで組織したのがこのオーケストラである。
オーケストラのメンバーは中高生から20代後半の青少年からなる。
ノリノリのアンコール1
ノリノリのアンコール2