kazzdokkのひとりごと

酒呑みの翁の日常の出来事

名古屋味覚探訪

2012年02月22日 | Weblog

味の好みは人によって違うし、歳と共に変わるものでもある。

 

元々、濃い味が好きな方ではないが、最近は、味噌汁や煮物も薄味を好み、天婦羅やフライ物に調味料等かけずに口にすることも多くなった。

薄味好みになった状況で、名古屋に出張することになった。
名古屋と言えば、味噌煮込みうどん、味噌カツ、甘辛の手羽先等味のこゆーい味の食べ物が思い浮かぶ。

せっかく名古屋に来たのだからと、まず、昼食は味噌カツ。味噌ソースがかかった豚カツは、とにかくあまーい、のである。脂ののったロースカツに甘いソースが絡み、三切れも食べればもう十分です、と言った感じ。

さて、夜は。
定番の手羽先。この店のタレは結構さっぱり味。同行したメンバーは不満そうだったが、オヤジにはこれぐらいが丁度良い。
続いて「味噌ホルモン」「あんかけスパゲティ」「ういろうの天婦羅」等々、大阪のコテコテとはまた違った、名古屋独特の味覚満喫である。


<ういろう天麩羅(下)>


帰りの新幹線のホームのきしめんスタンドから、カツオ出汁の良い香りがプーンと漂ってくるが、出発3分前では、喰うわけにもいかず、やり残した感を持ったまま名古屋を後にする。

到着した品川駅で、ふたたびカツオ出汁の香りが鼻孔をくすぐる。
けっして薄味ではないが、カツオ出汁の効いたかけそばの汁が、呑み喰いで疲れた胃を優しく包んでくれた。



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