kazzdokkのひとりごと

酒呑みの翁の日常の出来事

宅配便

2010年12月22日 | Weblog

久しぶりに呑んで家に帰ると2つの荷物が届いていた。

ひとつは玄関から居間に行く階段に置かれており、もうひとつは居間の自分用の椅子の上に載せられていた。





階段に置かれていたものは毎度、毎度のことながら潔く「酒」と書かれているので、ベルーナグルメ友の会の「夢の地酒道楽12月分」であることは伝票を見なくてもそれであると分かり、椅子に置かれていたのはyahooオークションで落札した「大島紬のアンサンブル」であり、今日到着することは出品者からの発送通知で事前に知らされていた。

夢の地酒道楽の12月分は、岡山県で1番古い蔵元の「室町酒造株式会社」の「櫻室町本醸造敬花」と「櫻室町旨くち本醸造鬼弁慶」の2本。
ぐい呑みで一杯ずつ試飲してみたところ、旨くちと銘打つだけあって、本醸造のすっきりさの中に米の旨みもあり、口中に華やかさが広がる。



そして大島紬の包みを無造作に破ると、艶やかな絹の着物が姿を現した。絹の着物を落札したのは今回が初めてであり、その手触りと生地が擦れる時のキュッキュッと発する音は綿の着物には無い何とも言えないものがある。



もう幾つ寝るとお正月。
2011年はこの大島紬を着て、この地酒で正月を迎えることにしようと思っているが、酒が残っているかどうか幾ばくの不安が無いわけではない。


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