9月2日、お気に入りチームのラグビーの応援のため鹿児島まで行ってきた。
まあ、ラグビー応援は二の次で、鹿児島観光がメインの旅行である。
同行者は呑友S氏。宿泊場所の確保、旅行の行程はすべてS氏が段取りしてくれたので、爺はただただS氏に着いて行くとゆう楽ちんな旅であった。
飛行機で鹿児島空港までひとっ飛び。空港から鹿児島駅まではバスで結構な道のり。
鹿児島中央駅からは500円で一日乗り放題の”まち巡りバス”で、鹿児島の観光地へ。
車窓には西郷隆盛の銅像が見える。
城山公園から桜島を見てから、名勝千巌園へ。
昼食はラーメン。普段はあまりとんこつラーメンを喰わない爺だが、せっかく鹿児島に来たのだから、コテコテの奴をズズっとすする。あっ、コクがあるが、あまりコテコテしてなく中々美味いラーメンだ。
フェリーに乗って桜島へ渡り、足湯に浸かる。城山からでは見られなかったが、この場所からだと、桜島の噴煙がはっきりと見える。
ホテルに荷物を置き、ラグビー応援へ。
前半を終え、10点以上差をつけていたので、S氏同意のもと夜の天文館へと繰り出す。
市場食堂というやや高級そうな寿司居酒屋で一杯。
首折り鯖、とんこつ、きびなご焼き等々鹿児島の名物をあてに、普段はあまり呑まない芋焼酎をグビッとやる。
〆はS氏お勧めのラーメン屋”のり一”へ。
ここのラーメン、とんこつベースなのだが、スープが透きとおったさっぱり塩味で、呑んだ後の胃にとても優しい。
9月3日、今日は早起きし、青春18きっぷを使ってJR日本最南端駅の西大山まで行く。
爺が購入した青春18きっぷは、まだ5回分残っていて、今日ふたりで2回分使って、残り3回分は8、9,10日の小旅行に使う予定だ。
西大山駅は、本当に何もない駅だが、JR日本最南端の駅という看板と開聞岳を見るだけで、十分満足できる場所だ。
鹿児島に来たら、指宿の砂むし風呂へ行かなければ。
以前、仕事で有名どころのホテルに宿泊したことがあるが、宴会が始まるのが早く、砂むし風呂に入ることができなかったので、今回は大いに期待していた。
が、砂は思ったより熱く、爺は砂を掛けられてから10分でギブアップ。
どうでも良いネタだが、ここ砂むし会館の名誉会長は、元ジャイアンツの金田さん。
指宿から鹿児島へ戻る電車が来るのは1時間以上先。時間つぶしに一杯、二杯。
電車が駅に入ってきたので改札を通ろうとしたが、ポケットにしまったはずの青春18きっぷが見当たらない。
優しい駅員さんの配慮で、電車でゆっくり探しなさいと、きっぷを見せずに乗車を許可された。
鹿児島駅で事実を伝えると、ここまでの運賃はいらないが、これから電車に乗る分はきっぷを購入してくれと、ここでも優しい対応をしていただいた。ありがたや、ありがたや、JRの神対応。
飛行機の時間まで大分あるので、かごっま屋台村で、一杯、二杯。
ここでも〆はとんこつラーメン。旨!
飛行場へと向かう高速バスでアクシデント発生。
バスが大きな音をたてた後、急に減速し、エンジン音がうるさくなった。
後ろの方の女性客が「怖い、怖い!」とわめくので、運転手もバスを路肩に止める。
爺は「路肩に止めておく方が危ない、怖い方だけバスから降りれば良いのでは」と提言し、バスは高速を降り、駐車場で代替えのバスを待つことになった。お客様の中に整備士の方がいて、調べたところターボが外れたとのことであり、それなら通常走行になんら問題はなかったのだ。
今回の旅行、18きっぷの紛失、バスのトラブル等もあったが、名所を巡り、美味しいものを呑み喰いして、鹿児島を満喫できた2日間だった。
ラーメンは支那蕎麦に限ると思っていた爺だが、今日からとんこつラーメンのファンになりそうである。
都内幕末関連巡りでもやりましょうかね。