雨上がり

せっかくの休みも天気がパッとしなかったが、午後になって、雲の切れ目から日が差し込み、気温も幾分上昇してきた。

雨降りで寒い休日は、映画鑑賞でもしようと決め込んでいたが、天気が回復したからには、そうして時間を費やすのはいかがなものかと思い、愛機Nikon　D100にシグマの古いマクロレンズを付け、家の裏手にある加瀬山散策に出かけることにした。
久しぶりに一脚を付け、それを右肩に乗せて加瀬山の石段を登っていくと、雨が上がったばかりだからか人出もそう多くはなく、自分のペースで写真を撮ることができた。









濡れた石畳に椿の花も落ち、梅の花も見頃を過ぎ、紅白の花びらはあちこちに散っている。
２月最終日の休日、菜の花のおひたしをつまみながら純米酒をちびりとやると、春もそう遠くはないなと感じられた。