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どっくんのひとりごと

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北陸紀行(其の壱)

2017年02月23日 | Weblog

ツアー旅行もまんざら悪いものでもない。

2月18日からの9連休の終盤、爺・婆・爺の伯母の平均年齢64歳の高齢者3人で、2泊3日で北陸に行ってきたのだが、今回は自分で企画して、自分で運転するという面倒くさいことをせず、阪急交通社の「北陸大周遊3日間」というツアー旅行に参加してきたのだ。

このツアーの行程をざっと紹介しておこう。
1日目、東京から新幹線で一路金沢へ。金沢は自由行動で、各自ホテルへチェックイン。
2日目、金沢の兼六園・ひがし茶屋街、福井の永平寺・越前竹人形の里・東尋坊、金沢に戻り加賀温泉郷泊。
3日目、富山の五箇山、北陸ではないが岐阜の白川郷・飛騨高山、バスで長野の上田駅へと向かい東京へ。
ここまで凝縮して、いろいろなところを案内してくれて、お値段はひとり39,900円也。安い!

当日10時に東京駅に集合し、旗を掲げた添乗員のお姉さんについて、40人ほどの団体はぞろぞろと改札に入り、金沢行きの北陸新幹線に乗り込む。
いや~、ツアーは良い。
何が良いかと言えば、出発してすぐビールが飲める。
車内販売でおかわりのハイボールが買える。
酒を呑みながら車窓の景色を眺められる。
自分が運転しては、こうはいかないのである。







やっぱり新幹線は早い。酒を呑みながら車窓をボーと見ていたら、すぐに金沢に到着した。







ここからは金沢自由散策なので、まず、近江町市場へ向かうためにタクシーに乗車。
ところがこのタクシーの運転手さん、「近江町市場は、市場ではなく商店街だよ。すべてが観光客向けの値段だから、地元の人は行かないんだ」と言い放つ。
市場へ着き、場内をプラプラ。
野菜など安いものもあるが、魚介類や飲食店は安くはない、と言うか高い。
そして時期も時期なので、何でもかんでも「のどぐろ」。のどぐろ一色なのだ。

















でも、どうしてもここで食べたいものがあるのだ。
かば焼きと言えば、全国的には”うなぎ”が一般的だが、ここ金沢では”どじょう”が有名だと何かで読んだ記憶があった。
どじょうのかば焼きを焼いていた店を見つけ、早速パクリ。ん~、甘辛くて美味い。できりゃ、これをつまみながら立飲みしたいところだが、酒は置いていなかった。残念。





次は、駅ビル百番街でお土産選定。
どうも女性はお土産を買うのが好きなようだ。伯母も女房殿も、近所の人に、勤め先の人に、孫に子供にと、あれこれ買い物していく。爺はその間、飲食街を見て回り、今夜の呑み屋、イヤイヤ、食事場所を決めておこう。

今日の夕食は、同じく百番街の魚菜屋。定食も豊富で酒も肴も充実していたから。
女房殿と伯母は、刺身・天ぷら・焼き魚・煮魚・小鉢が付いた定食を二人で1つ注文し、追加で金沢おでんもパクリ。
爺は、鯖のへしこをつつきながら九頭竜と黒龍を一杯ずつ。
あら、これはどちらも福井の酒でした。
(まったく記憶になかったが、9年前にひとり旅で金沢に来た時もこの店をチョイスしていた。)



腹も満たされた女性2人は、まだお土産を見たいらしい。
では、ゆっくりと見ておいでと見送り、爺は百番街にあるカウンターで一杯やれる”地酒蔵”で、今度は石川の酒を呑むことにした。





買い物を終えた女房殿と伯母は満足そうに、地酒蔵に顔を出してきた。
ちょっと早すぎる買い物終了に不満足な爺は、本日の宿泊ホテルに行く前にコンビニに立ち寄り、〆のワンカップ×2を購入。





今日は新幹線に乗ってから呑みまくり。自分で車を運転しては、こうはいかない。
明日も朝からバスで移動なので、心置きなく呑むことができる。
今回のツアーに参加し、ツアー旅行もまんざら悪いものでもない、ではなく、とても良いものだと改めて認識した。

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2 コメント

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見慣れた・・・ (ゴッチのスープレックス)
2017-02-27 20:54:48
車窓の雪山は見慣れた「飯綱山」。しかも手前に我が実家近くのアパートが・・・。こんな田舎で私は育ちました。
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雪山 (kazzdokk)
2017-02-27 21:30:22
一番雪が積もっている山を撮りました。
雪山を見ながら熱燗をキュッとやるのも乙ですね。
あ、ゴッチさんはそれで酒好きになったんでしょうか。
返信する

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