kazzdokkのひとりごと

酒呑みの翁の日常の出来事

時速500キロメートルオーバー

2016年07月29日 | Weblog

時速500キロメートルの世界を体験してきた。

体験した場所は、山梨県大月市にある山梨リニア実験センター。
JR東海主催のリニアの高速走行を体験する「体験乗車」の募集があったので、何となく応募したみたら、見事当選。
当選とは言っても、リニアの運賃というか体験乗車料金は支払うのである。
何と、大人2名で4,320円也。

今回の同行者は、82歳の伯母。
女房殿、呑友S氏も同行者候補に挙がったが、本線が開通した時には、年齢的に・・・、
と思い、伯母に超電導リニアの時速500キロメートルを体験してもらうことにした。

実験センターで、本線開通時の品川~名古屋のルートを記載したパネルを見ると、山の中ばかりであり、パネルの近くにいた説明員に「これじゃ、車窓から景色を見ることもできないですね」と投げかけると、「そうですね。7割程度はトンネルなので。でも、品川から名古屋まで40分で到着ですから」と教えてくれた。
ゲゲッ、乗車時間40分じゃ、景色をのんびり観ている暇もない訳だ。

いろいろ説明を受け、まるで飛行機のような車内に乗り込むと、いよいよ実験リニアがスタートする。
始めは車輪走行からで、約150キロメートルのことろで、車輪が格納され、磁力による浮上走行に切り替わる。そこからのスピードが凄い。それ程振動もなく350キロメートルになる、アッと言う間に約42キロの体験乗車の片道が終了。
今度は、後ろ向きで引き返すのだが、この時、何と501キロメートルを記録。
往復2回走行し、体験乗車は終了。
乗った感じは、電車というより超低空飛行をする飛行機のようであり、特に浮上走行から車輪走行に変わる瞬間は、飛行機の離陸時の体感そのものだ。

大月駅からの帰りは、青春18きっぷを使って、のんびりと鈍行電車に揺られて行く。
これはこれで良いものだ。
スピードか景色か。
名古屋までの移動手段が、東海道線、新幹線に加え、リニアも選択肢に加わるので、鉄道の旅も益々楽しくなるだろう。

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2 コメント

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私も乗ってみたい・・・ (ゴッチのスープレックス)
2016-08-02 19:41:41
ですね。応募します!ちなみに500キロ走行は何分(何秒?)ぐらい続くのですか?
返信する
Unknown (kazzdokk)
2016-08-02 22:05:06
500キロ走行の時間はどれほどだったのかは、意識していませんでした。ただ、まったく速さは感じません。飛行機に乗っていても離着陸以外は速いと感じませんよね。トンネル内走行がほとんどで、景色が見えないので、それと同じだと思います。
本線開通後でも良いかもしれませんよ。
返信する

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