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どっくんのひとりごと

酒呑みの翁の日常の出来事                 

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森伊蔵

2013年02月11日 | Weblog

森伊蔵と言えば、酒呑みではない人でも知っている、超有名なかめ壺仕込みの芋焼酎である。

この鹿児島の芋焼酎、定価は一升2,000円程度だが、yahooオークションで落札される時は、数万円に跳ね上がるほど貴重な酒であるようだ。
以前、伯母に四合瓶の森伊蔵をいただいたのだが、心の底から呑んでみたい!と思う日が来るまで大切にしておこうと、未だ食器棚の一番上の扉の一番奥まった所に眠ったままになっている。

本日、その伯母の家に出向いたところ「珍しい物を手に入れた!」と差し出されたのは、高島屋の袋に入った森伊蔵。
しかし、この森伊蔵、高級そうな箱ではあるが、縦20cm、横4cmとちょっと小さすぎる。
そっと蓋を開けてみると、小さな壺の形をしたチョコレートが6つ並んでいて、一つひとつの壺の中には森伊蔵が入っている。いうなれば芋焼酎ボンボンである。



家に戻り、いただいた森伊蔵の芋焼酎ボンボンを食べてみることにした。
壺型チョコの蓋にあたる部分を、上下の前歯で丁寧に齧り取り、チョコ壺の中を覗き込むと無色透明な森伊蔵がゆらゆらと揺れている。そいつをクイッと口の中に流し込むと、チョコレートの甘みが焼酎の中に溶け込んでいて、芋や焼酎の味がまったくしない、ただただ甘い液体になっていた。
ん~、これじゃ森伊蔵の味がどうのこうのじゃなく、芋焼酎だと言うことも分かりやしない。

一粒食べて、残りは子どもたちにも食べさせてあげようと袋に仕舞い込もうとした時、袋の底にレシートが。
何とお値段は、ひと箱3,000円也。
一粒に換算すると、驚きの500円!

バレンタインデーには少し日があるが、このレシートが袋に入っていたことは何を意味するのか?
3月14日前後には伯母の家に立ち寄らない方が良いかもしれない。


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