ばーばのケベック日記

ケベック在住、ばーばの気まぐれ日記、日常に関する雑文が主です。

冬にうんざり

2014年02月18日 | 暮らし

今朝もマイナス20度。天気予報は大はずれ。で、この雪と寒さにうんざりなのは人間だけじゃない。雪だるまもうんざりで、ついにオトストップでフロリダに逃げる事にした。


遺言見直し

2014年02月18日 | 暮らし

ケベックは、遺言が水戸黄門の印籠とおんなじくらいパワーがあり、とても大事。遺言ゆえの悲喜劇は人生ドラマ。というわけで私達も遺言を残しているのですが、年齢と共に、状況と共に書き換えることになりました。3度目の書き換えです。

私が死亡の場合、日本から親族2人を呼び、飛行機、ホテル、通訳代金を払うことになっていたのですが削除。双方にとって面倒くさいと思うようになりました。ぼけて老人ホーム入居の場合、年に一度、医師の報告書を翻訳して日本の家族に送る、これも削除。そのかわり、死後あるいはボケた後読んでもらえるよう切手貼って投函するばかりの手紙を2通用意しておきポスト投函で終わり。

ボケた場合の手紙の例:この手紙が届く頃、私はぼけていると思いますが、病院からも夫の身内からも大事に扱っていただいてるのでご心配なく云々

死ぬにもボケるにもめんどくさいこと一杯。あんたどうすんのみたいな項目が山ほどあります。植物人間になったらどうするか、子供がいないのでボケ老人になった場合、誰が書類を担当し、そのお礼金をいかに払うか(相場があるそうです)等々。

ある女性ジャーナリストが、遺言は優しさの贈り物と言ってました。後に残された人たちにご迷惑をかけないようにと。

こんなんで、外国に住んで知らず知らず心がけてるのは身辺整理をきれいにしておこう。そして遺言書き換えをしっかり読もう。