4月22日23日に御園座にて陽春花形歌舞伎を観劇して参りました

どんなにこの日を心待ちにしていたことでしょう

新幹線の中から、既にテンションが上がっていた私でした
今回3年ぶりの御園座です。前回は海老蔵襲名だったわ~

と思い出に浸りながら、まずは御園座名物?
からくり時計の再会です。コレ…渋くって好きなんです。白浪五人男の皆様に会えて嬉しかったです。
御園座に飾られているのぼりもまぶしいです
ついに来た~

と、さらにテンションが上がってしまいます


「盟三五大切」
鶴屋南北の世話物です。「忠臣蔵」の世界を取り入れた「東海道四谷怪談」の続編として書かれたそうです。
南北ならではの独特の舞台が楽しみです。
序幕から舞台に釘付けになりました

花道から舟に乗ってご登場の芸者小万(菊之助丈)の粋な姿に、思わず惚れ惚れしてしまいました

遠征してよかった~と私を思わせてしまう場面でした

白地の着物が一層美しく惹き立てていました


三五郎(橋之助丈)とお二人の雰囲気もステキです。お似合いでした。
三五郎との会話の中で、小万が時々見せるすねた感じの表情がなんともいえません

お声の落ち着いた雰囲気もピッタリ…とにかく、良い小万だわ~という印象でした

小万の表情がとても豊かで、いろいろな顔を魅せてくれ、嬉しい限りです。
舞台が進むにつれて、本当に目が離せません

三五郎と小万に騙されたと知った後の源五兵衛(三津五郎丈)の狂気がかった様は凄みを感じました。
それも純粋に小万を好いていたゆえのこと…ところどころに、そんな源五兵衛の切なさが現れていました。
観る側をうならせてしまう三津五郎丈…巧い役者さんだなあ、とつくづく思いました
殺人鬼となった源五兵衛は、ついに小万に手をかけます。
お芝居だとわかっていてもあまりにも壮絶で、切なくて、苦しい場面でした

小万の叫びが胸に突き刺さるようでした

舞台の静けさと、小万の絶叫の対比がなんとも言えない雰囲気を作り出していました。
歌舞伎の様式美

を改めて感じた一瞬でした。
そして自分で切り落とした小万の首を愛おしそうに抱きかかえて去って行く源五兵衛の切なさが、とても印象的でした。
南北作品をた~っぷりと堪能させていただきました

今回の三津五郎丈、橋之助丈、菊之助丈のキャスティングは私は個人的にとてもよかったと思います。ぜひぜひ再演して
いただきたいです

さらに今回の舞台で印象深かったのは…


亀三郎丈の六七八右衛門
大熱演です

素晴らしかったです

重要な役柄をこなされておりました。お声も素敵ですね!

松也丈の芸者菊野
まず、と~っても雰囲気が大人っぽく色っぽくなられて感激しました

源五兵衛に同情していたにもかかわらず、殺されてしまう切ない運命の芸者菊野を、この方も熱演されていました

もっと観ていたかったです。

菊市郎&菊史郎兄弟の男芸者
お二人…ブラボーでした



シリアスな場面が多い中、お茶目でほのぼのとした客席をホッさせる見せ場でした

源五兵衛に怯える様子が本当にリアルで、惹きつけられました。お二人とも表情が豊かです

芋堀長者
以前にも三津五郎丈&橋之助丈コンビで拝見しましたが、これは本当に楽しい舞踊劇ですね

踊りの達人の皆様がユニークに、楽しく魅せて下さいます

三津五郎丈の先ほどの源五兵衛とは全く違うお姿も本当に魅力的

また、久しぶりに赤姫の菊之助丈を拝見できて、とても嬉しかったです

品のある本当に美しい緑御前(菊之助丈)でした

この幕でも亀三郎丈は亀寿丈とともに大活躍でした

最期は一同揃って「芋堀り」の踊りを賑やかに踊って幕となりました

御園座遠征

来た甲斐がありました。もっと通いたかったほど

です!!
た~っぷり堪能させていただき、今回も舞台から元気をいただきました私です