病院での年越しを経験した1週間後またまた手術をすることになった。
もっともこの手術は昨年から予定されていたもので、右首のリンパ腺が腫れていてそれを切除するものであった。
1/16午後2時この手術は外来で行われた。手術時間の予定は30分。
患部に局所麻酔(これが思い切り痛い)し始まったが、医師の会話はすべて聞こえている。切ってみると静脈に異物が入っているようで、リンパ腺は関係なかった。これは「静脈瘤」か「静脈結石」かという会話が聞こえる。
医師が苦労していたのは、静脈と神経が仲良くくっついていて、異物を取り出すのに神経を切り離すことであった。神経を傷つけると大変なことになる。術前の説明で言われていたのは、場合によったら神経を傷つけることによって、腕が肩より上に上がらなくなるということ。その可能性を了解する旨の承諾書も取られている。
とにかくうまくやってくれよ、と祈るしかない。
局所麻酔のいいとこか悪いとこか分からないが、医師は看護婦(士)と冗談を言いながら楽しみつつやっている。
看護婦がくしゃみをすると「可愛いくしゃみをするんだね」「これもセクハラになるのかな」とか、その他諸々。患者に聞こえているのが分かっているだろうからだろうが僕にむかって「冗談ばかり言っているけど手は動いていますからね」などと弁解までする。
かくして約1時間かけて無事終わった。腕もちゃんと動くからうまくいったのであろう。
検体を病理検査に出しているのでそれで異常がなければ一件落着である。
1ヶ月の間に2回の手術。傷だらけの新年になってしまった。(Kazu)
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