今晩は!
今回は、NACCSセンターの民営化のことを取り上げてみましょう。
郵便や、郵便預金が民営化され、かずさんの住まいのポストにもJP・・ジャパン・ポストの
ステッカーが貼られています。
12月14日の、関税・外国為替等審議会の答申では、「(独)通関情報処理センター(いわゆるNACCSセンター)を特殊会社として民営化する。」とされています。
通関業や、保税や、船の代理店や、フォワーダーの方には、NACCSという電子計算機システムは仕事の上でとてもポピュラーなツールですが、そのシステムを運営しているNACCSセンターはあまり知られていません。
1 NACCSセンターは、NACCSシステムを運営するために設けられたもので、「電子情報処理組織による税関手続きの特例等に関する法律」に根拠があります。
2 NACCSセンターは、国と民間企業が出資した資本金があって、政府が6千万円、民間企業が3千万円出資の、いわば官民共同出資のセンターです。
これが、民営化となって特殊会社になるわけですが、NACCSは税関という国の仕事をする機能部分が多いですから、政府の出資部分は相当大きくなるでしょうね。
3 民営化になって何が変わるかというのは関心がありますが、
① 業務として手がけられる範囲が広がるでしょう。これまで、制約があってできなかった事業―例えば外国システムとの連携とか、輸出入データーの提供など、ニーズに応えやすくなるでしょう。
②どこまで、政府の事前・事後のチェックや、事業計画への査定が入るかによりますが、独立行政法人の現在よりも、事業遂行について臨機応変的な対応が可能になるのではと期待できます。
4 先ほど、資本金の1/3は民間企業が出資といいましたが、空、海の主要関係企業が、少しずつ出資しています。ただ、配当はありませんから、いわば賛助金のようなものですね
また、センターで働いている職員も、税関や企業から出向してきている人が、多いようです。それぞれ、税関の通関についての知識や経験、企業での物流についてのノウハウや経験、そんなものを官民がセンターという組織で協働しているわけです。
そういう点からは、NACCSセンターのこれまでの歩みは、税関と関係企業のコラボレーションということができそうです。
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忘年会たけなわの時期、体調管理で楽しくやっていきましょう。
健康は、健やかな体と、康らかなこころ ということらしいです。

郵便や、郵便預金が民営化され、かずさんの住まいのポストにもJP・・ジャパン・ポストの
ステッカーが貼られています。
12月14日の、関税・外国為替等審議会の答申では、「(独)通関情報処理センター(いわゆるNACCSセンター)を特殊会社として民営化する。」とされています。
通関業や、保税や、船の代理店や、フォワーダーの方には、NACCSという電子計算機システムは仕事の上でとてもポピュラーなツールですが、そのシステムを運営しているNACCSセンターはあまり知られていません。
1 NACCSセンターは、NACCSシステムを運営するために設けられたもので、「電子情報処理組織による税関手続きの特例等に関する法律」に根拠があります。
2 NACCSセンターは、国と民間企業が出資した資本金があって、政府が6千万円、民間企業が3千万円出資の、いわば官民共同出資のセンターです。
これが、民営化となって特殊会社になるわけですが、NACCSは税関という国の仕事をする機能部分が多いですから、政府の出資部分は相当大きくなるでしょうね。
3 民営化になって何が変わるかというのは関心がありますが、
① 業務として手がけられる範囲が広がるでしょう。これまで、制約があってできなかった事業―例えば外国システムとの連携とか、輸出入データーの提供など、ニーズに応えやすくなるでしょう。
②どこまで、政府の事前・事後のチェックや、事業計画への査定が入るかによりますが、独立行政法人の現在よりも、事業遂行について臨機応変的な対応が可能になるのではと期待できます。
4 先ほど、資本金の1/3は民間企業が出資といいましたが、空、海の主要関係企業が、少しずつ出資しています。ただ、配当はありませんから、いわば賛助金のようなものですね
また、センターで働いている職員も、税関や企業から出向してきている人が、多いようです。それぞれ、税関の通関についての知識や経験、企業での物流についてのノウハウや経験、そんなものを官民がセンターという組織で協働しているわけです。
そういう点からは、NACCSセンターのこれまでの歩みは、税関と関係企業のコラボレーションということができそうです。
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忘年会たけなわの時期、体調管理で楽しくやっていきましょう。
健康は、健やかな体と、康らかなこころ ということらしいです。