10月2日に今年の第45回通関士試験が行われ、受験者は大手の資格スクールの解答速報を見ての自己採点をされているかも知れません。でも、スクールの速報はときどき修正があるようで、一時期、関税法やこの試験にどっぷり浸かっていた私にも迷うような問題もありますから、当局の最終の正解発表があるまでは、早合点せずにじっと我慢がよさそうです。
:::::::
公開されている日本通関業連合会の資料によると、2011年4月1日現在の全国の通関業者は1416社で、通関業に従事している社員数は15506人、うち通関士としての社員は7362人です。
一方、税関の資料では、通関士試験は昭和42年から始まり昨年の第44回までで、延べ39916人の合格者になっています。単純平均では毎年907人の合格者になります。
昔、仕事でお付き合いのあった某大手航空フォワーダーの専務さんは第一回の通関士試験合格者でしたが、すでに引退されていますので、過去40年ぐらいの試験合格者が母体になって今も通関士として現役で活躍されている可能性のある年代と割り切ると、その合計の概数は36000人ぐらいになります。
ご承知のように、通関士として仕事をするためには、①試験に合格して②営業の免許を受けた通関業者に所属して③通関士として通関業務に従事するために税関で確認を受ける 必要があります。
40年間で延べ36000人の合格者のうち、現時点で実際に通関士として税関の確認を受けて活躍している方は7400人ぐらいですから、大体20%(7400/36000)ぐらいの従事率になります。
この従事率20%が、他の資格に比べて高いのか低いのかは、よく分かりません。
看護師になるには、何年も学校に入ってそのための勉強をしますが、資格を持っているけれど看護師の仕事をされていない潜在看護師資格者は全国で60万人ぐらいで、資格者の就業率は65%ぐらいと聞いたことがありますが、教員免許は、免許を持っているけれど教諭になっていない人はものすごく多いと想像できます。
資格スクールの各種資格の人気ランキングからも、事務系統の資格として、通関士試験は通関士として実際に活躍すること以外にも、貿易関係随一の国家試験としての高い評価が定着しているようですね。
・ ・・・・・・・・・・・・・・
先週末からの3連休を利用して、所用もかねて東京や鎌倉をぶらぶらして来ました。次のブログでは、その散歩録を予定しています。
金木犀の時期、行く秋を楽しんでいます。

:::::::
公開されている日本通関業連合会の資料によると、2011年4月1日現在の全国の通関業者は1416社で、通関業に従事している社員数は15506人、うち通関士としての社員は7362人です。
一方、税関の資料では、通関士試験は昭和42年から始まり昨年の第44回までで、延べ39916人の合格者になっています。単純平均では毎年907人の合格者になります。
昔、仕事でお付き合いのあった某大手航空フォワーダーの専務さんは第一回の通関士試験合格者でしたが、すでに引退されていますので、過去40年ぐらいの試験合格者が母体になって今も通関士として現役で活躍されている可能性のある年代と割り切ると、その合計の概数は36000人ぐらいになります。
ご承知のように、通関士として仕事をするためには、①試験に合格して②営業の免許を受けた通関業者に所属して③通関士として通関業務に従事するために税関で確認を受ける 必要があります。
40年間で延べ36000人の合格者のうち、現時点で実際に通関士として税関の確認を受けて活躍している方は7400人ぐらいですから、大体20%(7400/36000)ぐらいの従事率になります。
この従事率20%が、他の資格に比べて高いのか低いのかは、よく分かりません。
看護師になるには、何年も学校に入ってそのための勉強をしますが、資格を持っているけれど看護師の仕事をされていない潜在看護師資格者は全国で60万人ぐらいで、資格者の就業率は65%ぐらいと聞いたことがありますが、教員免許は、免許を持っているけれど教諭になっていない人はものすごく多いと想像できます。
資格スクールの各種資格の人気ランキングからも、事務系統の資格として、通関士試験は通関士として実際に活躍すること以外にも、貿易関係随一の国家試験としての高い評価が定着しているようですね。
・ ・・・・・・・・・・・・・・
先週末からの3連休を利用して、所用もかねて東京や鎌倉をぶらぶらして来ました。次のブログでは、その散歩録を予定しています。
金木犀の時期、行く秋を楽しんでいます。
