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かずさんの、ふらり日々是好日の記

ふっても てっても  日々是好日  泣いてもわらっても 私の一生の中の きょうが一番いい日だから

269 通関士試験迫る。

2007-10-02 | 通関士試験のサプリ
 14日の19年度通関士試験日まで、2週間を切りました。
 昨年は、出題形式が変わり、合格率が急減し、受験生や、教育関連の方々の驚きが大きかったことと思います。
 
 協会や、各種学校の今年の模擬試験は、去年の形式に準じた形式になっていることと思いますが、受験生の皆さんの手ごたえはどうでしたか?

 今年の出題形式や合格率がどうなるのかに関心が集まりますが、昨年と同様レベルと想像するのが常識的なような気がします。


出題側を見ると、行政当局でこの試験を担当する財務省関税局や、担当課の業務課の幹部に異動がなかったようですし、一旦変えた出題形式を元に戻すというベクトルは働きにくいでしょう。

また、通関士の主な活躍の場である通関の業界で、通関士資格を持っている人の需要が急増しているとも思えませんし、国家試験の合格率が20%近いというのは、この種の法律手続きの資格試験ではかなり高いほうだと思います。このため、去年が低すぎたから戻さなければいけないとのインセンテイブは、働かないのではないでしょうか?

受験生側が、新しい形式になれて、合格点に届くような力を多くの人が身につけたということはあるかも知れません、ただ、今の問題形式は、以前よりも、きちんと覚えていないと正解が見つけにくいものですから、急に合格率が戻るほどというのは難しそうです。

議論されているとおもいますが、通関業法の世界でも、日本版AEO制度の導入が検討されており、順調なら来年の通常国会で改正されます。

議論の方向は存知ませんが通関業者の仕事の質がポイントの一つでしょうから、通関士に関連する事項が盛り込まれてもおかしくありません。
この分野は、引き続き関心を持っておいたほうがよさそうです。

試験範囲の関係では、今年、去年の改正部分は、要チェックです。

過去問や、去年の問題をされている方は、問題の初めを読むだけで答えがわかるぐらいに記憶しているか知れませんが(かずさんは、中身を理解するよりも、答えだけ覚えてしますという状態になって困りました。)、じっくり問題を読んで、しっかり中身を理解しましょう。

NACCSセンターの資料によれば、NACCSの契約をしている会社は、8月末で、AIR-NACCSは229社、748事業所、SEA-NACCSは1405社、3736事業所となっています。通関士試験に合格して、貿易の世界で活躍しましょう。 

秋が深まりつつあり、寒暖差が出てきています、試験前に体調を崩さないようこまめに調整しましょう。 



263 試験問題作りのあれこれ!!

2007-09-21 | 通関士試験のサプリ
10月14日の通関士試験まで、あと3週間となって、受験される方はぼちぼち、仕上げの時期でしょうか?お彼岸なのに気温が高く、体調をこわさないよう頑張ってください。

 かずさんは、同じような国家試験の問題作成をやっていたことがありますが、なかなか
気を使うものです。

そもそも答えがない問題や、意味不明で答えられないような問題は作れませんし、過去に出た問題をそのままというのもできかねますし、数行の問題を一つ作るのに試験問題の範囲になる法令片手に数時間ぐらい悩んだりするのはざらです。

問題形式で、記述が正しいかどうかで○Xをつけたり、正しいものを一つ選んだりは良くあるものです。

こういう問題作りでは、法令のどこかの規定について、正しい内容を2~3行の文章で書くのはとても難しいことです。

というのは、法令は、森羅万象全ての起こりうることをきちんとわかった上で規定するというのはとても難しいですから、原則としてのことか、基本のことを書いて、一方で例外規定をおくことによって、できるだけ起こりうるいろんなことに対応しようと努めています。

 このため、どこかで、「原則として」のような言葉を入れないと本当に正しい文章にはならないことが往々にしてあります。
ただ、試験問題で、「原則として」なんて言葉を多用するのは美しくないということもあり、正しく書こうとするとどうしても長い文章になってしまう ということに、よく遭遇します。

このため、笑い話で、「長い文章は○が多い。」なんてジンクスがあって、試験問題を作るほうは短い文章で正しい記述をしようと努めるなどの駆け引きを聞いたことがあります。

でも、通関士試験のような専門的な実務に従事するために必要な資格試験については、重箱の隅の知識や記憶じゃなく、本当に大切で必要な事柄について正しい知識を豊富に持っている人が合格できるようなものであって欲しいものです。


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207 通関士試験の実施が公告される。

2007-07-02 | 通関士試験のサプリ
こんばんは! 
7月2日付けで、第41回の通関士試験の公告がありました。皆さんご存知のように10月14日が試験日ですね。

公告によれば、試験は本年7月1日施行の省令、告示までを範囲にしているようです。前号の206でも触れましたが、6月にいろんな政省令が施行されこれらも試験対象になるようですので、受験生は、勉強範囲が広がりますが、本当にご苦労様と申し上げます。

 そういうと、税関関係手数料令の一部を改正する政令が公布され、7月1日から施行されました。

 これは、現在、臨時開庁手数料軽減区域では臨時開庁手数料が1/2に軽減されていますが、先ほどの改正で、特例輸入者の輸入申告又は特定輸出者の輸出申告について、それぞれ、更に1/2軽減(通常の額の1/4に軽減)されることとなるものです。

ご承知のように、特例輸入者や特定輸出者の制度は、 アジア・ゲートウェイ構想における「貿易手続改革プログラムの着実な実施」最重要10項目の1つに入ったものです。

同プログラムにはコンプライアンス優良事業者に対する優遇制度の拡充が盛り込まれており、先ほどの制度は「日本版AEO制度の構築」の受け皿となるものです。
今回の、臨時開庁手数料の軽減措置は、このような日本版AEO制度の普及へのインセンテイブを強化するものです。

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近年の関税法など、貿易手続き関係の改正や改革は、WCO(世界税関機構)による検討結果の国内への反映など、国際的動きが背景にあることが多くなっています。

そんな動きをワッチしているだけでは、試験合格には不十分ですが、そんな大きな動きに無関心では、勉強していても広がりや、制度への深い理解は難しいでしょう。

 暑い夏になりそうですが、試験までの3ヶ月余り、頑張って~~(*^。^*)
今週末は、七夕・・、夢は持ち続けたいものです。



190 負けないで!!

2007-06-06 | 通関士試験のサプリ
 かずさんの受験は、23歳ぐらいの遅い運転免許試験で終わっています。
 その後も試験というものは受けても、不合格ということは無いものですから、気が楽で、考えると随分、楽珍な人生を歩んできたものです。

ただし、ずっと組織の一員の仕事ですから、年中、試験を受けているようなものといえば言えなくもありませんが、この場合は、試験と発表という山が無いか低いので、自分の
(出来れば保守的に、楽してという怠惰な本性を隠しながら(笑い)、パッショやモチベーションを維持するのが難しかったと記憶しています。

 通関士試験にも一時タッチしたことがありますが、この試験は、本質は法律と、申告作成の実技です。
 
大きな、ウエイトを占める関税法や定率法の問題は、条文数が少しですから、その問題はどうしても細かいところの記憶や知識を問うことになったり、改正があったところは新しい問題がつくり易く、また受験生にも理解しておいて貰いたいとの事から、出題の確率が高くなるように感じます。

 勉強方法は、皆さんがそれぞれ、自分のスタイルを持っているでしょうし、人によっては、中学、高校、大学と受験技術を研鑽(!!)して来られてるでしょうから、私よりもすごいノウハウがあると思います。

 私なら、過去問をすることで、割りに出題されるところを法律にまで戻ってしっかり勉強します。(この問題の答はこう・・というような学習は、私の場合は暗記できませんし、応用が利かないので役に立ちません。)。

そうして、新しい改正などは、ネットや参考書で学んでいきます。 

  更に、我田引水ながら、このようなブログを読んで、息抜きや、切り口が違う刺激を受けながら・・・、そんな勉強方法でしょうか?

:::::::::::::::::
とりとめの無い話をしました。

先日、ZARDの 坂井泉水さんがなくなりました。

 ♪ 負けないで もう少し
   最後まで 走り抜けて
   どんなに 離れてても
   心は そばにいるわ
   追いかけて 遥かな夢を   

 「負けないで」で励まされた方もたくさんと思います。


101 通関士試験への想い

2007-01-24 | 通関士試験のサプリ
 昨日は、休暇を貰って引越し後の転入届や郵便局の手続きなどをしてきました。

それに、部屋の状況が変わってあれこれ細かいグッズや、セッテイングなどがあってまだまだ、引越し先の環境を楽しむところまではいっていません。

 買い物、ロッカーの使い方、クリーニングの出し方等日常生活のあれこれについて、相応にマスターするまでにはもっと時間が要りますね。
あせらないように気分を切り替えて、ぼちぼち慣れていくことにしようと思っています。

最近、久しぶりに通関士試験の問題をゆっくり見ていますが、法律の規定そのままのようなところがあり、この試験問題の勉強は、条文の暗記力のようなところがあってつらいものがありますね(涙)

この種の試験は、司法試験、社会保健労務士試験、行政書士試験しかりで、どうしても暗記力を求めています。

単なる暗記じゃなく、それぞれの条文にどんな背景があって、立法の思いが条文になっているのかを知りだすと興味もわくでしょう。

私は若い時に、関税法だけじゃなく、税法、行政法などについてそれなりに時間をかけて勉強する機会があり、法律には、そうなっている背景があり、それなりに条文が生きているものだと実感したことがあります。

そんな問題意識で、この私のブログでは、脱線しながらもそれぞれの規定の生い立ちや、周辺のことを解説したり、切り口を変えて取り上げて行きたいと思います。

 この写真は、部屋からの昼間の景色です。都会ってビルばっかりですね。