Kazucci ブログ

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エネルギー選択肢のパブリックコメント、8/12〆切

2012-08-10 00:08:25 | Weblog
今日はちと堅い話でっせ。

2030年の日本のエネルギーに関する3つの選択肢に対する国民の意見(パブリックコメント)募集が8/12午後6時に締め切られます。
原発をゼロか15%か25%かって選択肢。寄せられた意見を参考に8月末に結論を出すということです。
一部報道によると「結論を急がない」という選択肢もあったけど原発推進派の意見で削除されたらしい。
そういうことを聞くと、意見募集という体裁をとっているが、本当はもうシナリオが決まってるんじゃないか、と疑いたくもなります。
でも意見があるんだったら黙っているのが一番よくない!


コメント提出はこちらから
書き方の参考はWWFのサイトで見られます。

わたしゃこんなことを書いて送りました。

意見の概要(100字以内):原子力発電比率ゼロを望みます。

意見およびその理由(2500字以内):
昨年の福島第一原発の事故を機に原子力を扱うことの危険性、愚かさは多くの人々の周知するところとなりました。人類が原子力を制するというのは思い上がりではないでしょうか。また自然災害ではなく、原発事故といった人類の業が原因で故郷を追われた人たちの無念さは私の想像をはるかに超えるものがあるでしょう。
特に3つの点から私は原発存続に反対します。
①コストといった経済性から原発の有利さを論じる立場がありますが、それに疑問があります。100歩譲って経済的に有利だとして、生物が生きていく環境を守ることより経済を優先させるという発想につながり賛成できません。
②使用済み燃料の処理方法が確立せず、何万年も放射能を出す物質が廃棄物として増え続けるという現状です。原発の段階的廃止でなく即廃止を強く希望します。
③エネルギー産業という一見「まとも」な産業ながら、「原発ジプシー」や労働者を斡旋するブローカーが存在するという歪んだ構造になっています。原発の存在自体に無理があるということの証ではないでしょうか。
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