震災で感じたこと

ニュースで被災された方々をずっと見ていました。

行方のわからない家族の安否を気遣う人、がれきから救助される人、行方がわからなくなってしまった家族のことに言及するときに声を詰まらせる人、再会できて本当に喜びあう人々、、、

生きている人は命ある限り生きるべき、と強く思いました。

その一方で地震の二次被害である原発事故に関して憤りを覚えます。
原発周囲の放射能レベルの数値が上がっても安全だと言い張る政府と東電。
近くで作業していた米軍機や米兵が被爆して除染しているのに。たぶん原発の現場で作業している作業員も深刻なことになっているのだろうけど、これは隠されるんだろうね。
第一原発2号機の水位低下による燃料棒完全露出は冷却水ポンプの燃料切れだなんて人災でしょう。
金曜日の地震による運転停止から4日経っても燃料棒は安全なレベルまで冷えないもんなんだね。
僕ら何にも知らない。それをいいことに大事なことは教えられない。ニュースに出てくる専門家も教えてくれない。
ちなみに半径20km圏内を避難地域にしているけどそれでいいの？100km圏内の人々を避難させないと危ないという指摘もネットではでています。あと報道では言われてないけど福島第一原発2号機は昨年6月にもあわやメルトダウンという事故がおきてて東電はこれを全く発表してないらしいです。しかもいわき市議のブログで知ったのですが、第一原発3号機はプルサーマルなんですね、誰も指摘してないけど。
津波のような自然の猛威は被災を避けるのが難しくても、原発は人間の裁量次第で被災を避けられるはず。
もうこれを機に原発なんてやめちゃえば？
某FテレビのOキャスターとT工大の原子力の先生が日本の電力を支えるのに原発は欠かせないからもっと安全の確保を、なんていってたけど安全と安心を確保したいならやめることだと思うんだけどねえ。

原発事故でネットを見てたらとてもわかりやすいサイトにたどりつきました。もう亡くなった技術者の方の文章らしいです。読むのに10分くらいかかるけど是非読んでみてほしいです。信じるな、という原発関係者の声もあるようでそういった意味でも影響力の強い文章なのでしょう。

「原発がどんなものなのか知ってほしい」