ライトメロウなひと時

コンポーザー丸木一虎のミリオンセラーまでの珍道中日記 とりあえずはCDを手売りで1000枚売るぞー!!

青春18きっぷ 金沢の旅

2020-01-23 09:20:26 | 日記
札幌~東京~敦賀~金沢と、随分な距離を旅して来たけど、ここまでの数日で思った事、それは雨がやたら多いって事。そのせいもあってか、気分がいまいちウキウキしない。ウキウキしないので、帰る気にもならず、金沢で3泊の予定がもう1泊する事に。

今回の金沢旅の目的は殆どが過去に暮らしていた頃の想い出を辿る事。今企画中の新しいアルバム用の曲となる絵コンテと言うか、イメージみたいなものを少しでも作れたらと思った訳であります。遡る事、約10年くらい前に金沢へ戻って来た時には「アイル・ビー・ゼア」を書きました。歌詞は80年代のニューミュージック系なんだけど、敢えてそこを狙ったものでした。これまで色々な人に歌ってもらった「アイル・ビー・ゼア」だけど、一番人気なのはmamiのバージョン。彼女とは沢山の曲をやって来たけど、切な系バラードを歌わせたらピカイチ。どの曲もそうなんだけど、俺のへなちょこなメロディに独特の世界観を色付けし、時にしっとりと、時に力強く歌い上げてくれました。

そんな想い出を巡る今回の旅。
連日雨に見舞われ気分が冴えないながらも、食に関しては充実してました。と言うかさせました。せめて食べ物だけは好きなものを食べようと。とはいえラインナップ的にはソウルフードみたいなものばかり。8番ラーメンにチャンピオンカレーにもりもり寿司・・・。
でね、そのもりもり寿司?もりもり亭寿司?そのお店についてちょっと感じた事があったの。その日は雨が降ってて寒かったんだけど、開店から一番乗りで入ってカウンターに座って注文やら済ませて、にっちもさっちもいかないスマホをいじってました。すると観光客と思われる子供連れの家族三人の番になって席に案内されると思いきや一向に待たされたまま。家族三人の前には何組かのグループがテーブル席に案内されてたんだけど、カウンターはガラガラなんですよ。するとその母親の方が「カウンターが空いてるのに何故待たせるの?」と、若い女の子の店員さんに聞いたの。そしたらその店員さん、「お店が回らなくなるのでカウンターは1名か2名様なんです」みたいな返事をしたんです。するとお母さん「寒いからカウンターでお願いします」と頼み込むも、拒否され、挙げ句に一人の昔かたぎの無愛想な職人が「店長を呼べ店長」と口にしました。結局、家族三人はカウンターに案内され一件落着したんだけど、母親がポツンと「殿様商売だね」

このお店も味は確かですよ。嫌な表現だけど北海道で初めてお寿司を食べた時の感動はここにはなかったけれど、充分美味しかった。東京池袋にもあるトリトン、なごやか亭・・・よほどの職人に当たらなければ、おもてなし精神豊かなスタッフが揃ったお店なので一度は足を運んで欲しい。そういった観光客にも優しいお店を知ってるから余計に、今回の出来事は残念だった。とはいえ、素晴らしい職人さんもいましたよ。たまたまそんなケースに遭遇しただけの話。だけど、街を挙げて観光客を呼び込んで盛り上げて行こう!としているのなら、みんなの心構えって大事だよね。

それに比べ、8番ラーメンや近江町市場にあるチャンピオンカレーのおばちゃん店員さんは感じが良かった。特別な接客はないんだけど、気持ちが良いって言うの?結局は人間性なんだろうね。さっきの職人じゃないけど、昔ながらの職人気質って言えばそんなもんかって思うけど、事情の分かってる地元民ならともかく観光客相手にしたお店で、お客の前に立つんならせめて最小限の振る舞いは必要。それが出来ないんなら奥に引っ込んで握ってて欲しいもんです。さっきのお母さんじゃないけど、殿様商売やってると、せっかくテンション挙げて金沢に来てくれた人達のリピーターいなくなっちゃうよ。

残念と言えば、今回、行こう行こうと張り切っていたマルエーにも八幡のすしべん、更にはキッチンユキには行けなかった。正月休みと言うのもあったけど、残念でなりません。また、西金沢駅の近くにケーキ屋があるんだけど(あの辺だと1件しかないから分かるはず)そのお店のプリンアラモードは絶品です。少し甘いけどロック界のプリンアラモーラー(?)が自信を持ってお薦めする逸品です。最後に食べたのが15年ほど前なので味が変わってない事を祈ります。因みに今回は正月休みでした・・・。

さて、いよいよ、金沢を去る日。
朝一番でホテルをチェックアウトし、各駅停車の列車で帰路に着くわけですが、すみません。静岡から新幹線に乗っちゃいました💦
そんな余裕ないだろ!ってのは分かってるんだけど、福井駅の立ち食いそばがどーしても食べたくて降りちゃった。皆さん、福井にお越しの時はソースカツ丼は食わなくとも駅の立ち食いそばだけは忘れず食べてみて下さい。

そんな訳で1週間近い北陸旅。
雨続きで気分はメロウな感じでしたが、楽しかったです。曲も良いメロディがスケッチ出来たし、卑怯と言われるも帰りに新幹線を使ったりあったけれど、美味しいものとの出会いや、各地の人々との触れ合いなんかもあって、素敵な素敵な旅でした。次はいつかな?いつになるかは分からないけど、次はもっと早くにまた金沢へ戻ってきたいと考えています。なんたって金沢は今だ俺の本籍地としてある街。いつまでも大切な街。それまでは愛おしい想い出の数々を抱きしめながら歌を作り続けたいと思います。


最後にスマホですが、バッテリー交換に相当日数が掛かるようで、機種変しました。データ移行とか気にせず変更しちゃったので、このブログの常連さんたちの連絡先がまた消えちゃいました。分かる方にはこちらから連絡しますが、永遠と連絡が届かない方は、以前こちらのブログでお知らせしたメールアドレスまでご一報下さい。面倒掛けてすみません。
と言う訳で長々と書いて来ましたが、読んで頂いてありがとうございました。最後の最後に一言。

次からはスターターから新幹線に乗って旅に出ます💦

青春18きっぷ 金沢編

2020-01-13 15:46:40 | 日記
そもそも、今回、青春18きっぷを使って北陸旅をやろうと考えたきっかけは、日頃付き合いのある若手ミュージシャン達の中に経験者が結構いて、前から「カズさんも一度は経験した方が良い」と言っていたから。

その気になって旅に出てみたは良いが、さすがに魔の静岡県越えはキツかった。この手の強者からは、その程度でキツいようじゃまだまだ甘いと言われそうだけども。
で、前回の続きですが、敦賀から普通列車に乗り金沢へ向かう途中、以前からおかしかったスマホのバッテリーがここに来てついに御臨終。これまでスマホの路線アプリを頼りに乗り換えとかをチェックしていたので、その瞬間、俺帰れるのか?と不安に襲われるも、ここまで来たからには前に進むしかない。と言うか、凄い乗客の数なんですけど。多分だけど、ここに乗り合わせている乗客の6割は俺と同じ青春18きっぷ族と推測。そんな香ばしい匂いがします。


そんな不安を抱えつつ、大晦日の31日、金沢に着きましたよ。何年ぶりだろう。
イヤー凄いよね金沢。何が凄いって、駅の門構え。門構えも凄いんだけと、ナニこの観光客の多さ。俺が暮らしてた頃はこの半分もいなかった気がするよ?20年以上昔だけど、ミュージシャンとして低迷期だった頃(今も低迷期だけど💦)金沢駅の百番街って所にアンテノールというケーキ屋とカフェが併設されたお店で社員として働いてた事があって、昔とは比べものにならないくらい観光客がカオス状態でビックリ。

そいで、ちょっと早めだけどホテルにチェックイン。え、どこに泊まるんだって?アパホテルに決まってるっしょ。札幌ではかれこれ1000日くらい泊まってるから、恐らく世界で一番アパホテルを利用してるんじゃないかしらん。なもんで、アパホテルは我が家みたいなもんですわ。安定のアパホテル。デカすぎるテレビにベッドを経由しないと移動出来ない部屋の狭さ。あとはここの旦那の主張本?聖書はなくとも旦那の本だけは必ず置いてある、これぞアパホテルであります。恋も宿も安心感って大事よね。

で、金沢と言えばグルメ。え、お寿司?ナニ、おでん?全然違います。チャンピオンカレーです‼️で、お薦めスポットと言えば、え、兼六園?美術館?全然違います。スーパーのマルエーです‼️滞在中は必ず行く。絶対行く!と、スケジュール帳に赤ペンで書いておきまして。忘れないように。と言いながらも、今日は大晦日。外で食べるも良いですが、ホテルの部屋でくつろぎなから、金沢の地酒に豪勢なオードブルでもつつこうじゃないか!と、気合を入れて向かった先がアピタ💦
アピタで、本日の特売品!と書かれてある980円のお寿司と、お一人様用のオードブル、ビールやら焼酎のボトル、で何故か無性に食べたくなった干し柿やらを買いホテルに戻った訳であります。

部屋は静か。金沢駅はあんなにも観光客やらで溢れ返っていたのに、このホテルはほぼ無音状態である。よく考えたら、こんな大晦日にしかも繁華街から結構離れたホテルに泊まる客なんて俺ぐらいのもの。ほぼ貸し切り状態の中、ふと何かを忘れている気がして。そうだ、スマホだ。スマホのバッテリーを何とかしなくては。友人曰く、彼はドコモなんだけど、俺と同じ状況でショップに持ってったら、多少時間は掛かったけど、その日にバッテリー交換してもらえたとの事だったので、明日は何がなんでもまず先に携帯ショップへ行こう!と決め、俺の令和初の大晦日は静かに終えようとしていました。
と言うか、元日から携帯ショップやってんか?

続きはまた後日。


青春18きっぷ

2020-01-12 07:19:00 | 旅行
皆様、明けましておめでとうございます。
今年もどうぞよろしくお願いします。

さて、一部の知り合いには告知済みだったのですが、実行しちゃいました。人生初の青春18きっぷを使っての北陸旅。最初に言っときます。トラブル続きでした。まず東京をほぼ始発でスタートしたんだけど、乗り継ぎのミスが重なり最初の目的地に着いたのが17時半過ぎ。真っ暗に出発して着いたのも真っ暗でした。鉄道オタクの知り合いから、青春18きっぷを使っての東海道経由は、静岡県が一番の鬼門との情報を聞かされていたんだけど、正にその通り。熱海から静岡辺りまで3時間以上掛かっちゃった。

途中何度も心が折れそうになりながらもようやくたどり着いた最初の目的地である敦賀。駅前にある東⚪インホテルにチェックインするも、何かの手違いで予約がされていない事が判明。マジかよとうな垂れるも、幸いな事に部屋に空きがあったようで結果無事チェックイン出来ました。ただ、このホテルは初めて使ったんだけど、感想として、もう次はないかなって思った。いつも札幌で常宿としているアパホテルもまあ大概だけど、あそこは中国系のスタッフが多く言葉がぎこちないだけで、それを理解して上げればそれほど気にはなんないけど、たまたまなのか、今回泊まった東⚪インのフロントは日本人なんだけど、まるっきしダメ。

で、敦賀では母親の墓参りがメイン行事だったのですが、地域の人々と色々触れあえて楽しかったな。みんな優しく接してくれて有難かった。ヨーロッパ軒ではパリ丼のミニとスカロップを堪能。ここで生まれ育った俺にとって、このお店の味はいつまで経っても忘れられない味だったりします。東京の高田馬場にも一時期、福井のソースカツ丼屋があったんだけど、すぐに潰れちゃったしね。まあヨーロッパ軒とは似て非なる味だったけれど。


今回の旅、特に誰と会うってのはないから、目的の半分はグルメですわ。なので、新聞のチラシの裏に食べたい物リストなるものを作って、それを全部クリアしようと思いました。まずはヨーロッパ軒をクリア。敦賀には一力という美味しい中華そば屋があって、ヨーロッパ軒同様、ここには絶対行きたかったんだけど、履き慣れないブーツで靴擦れが酷く断念。この時期、雪が心配だったからブーツを履いてきたんだけど、この後の金沢も含め雪は全くナシ。その代わり雨ばかりの毎日だった。こんな事ならスニーカーで良かったよね。天気には恵まれなかったなあ。敦賀最終日、明日の北陸地方は天気が酷く荒れると聞いたので、次の目的地である金沢に行けるのか?!ってな心配もなんのその、ふつーに金沢到着。

という訳で、金沢編はまた近々アップするので、退屈で死にそうなくらい時間のある方はチェックしてみて下さい。