ライトメロウなひと時

コンポーザー丸木一虎のミリオンセラーまでの珍道中日記 とりあえずはCDを手売りで1000枚売るぞー!!

三月だね

2013-03-03 15:26:14 | 日記
ロビー・デュプリーを聴きながら♪
初めての方もご常連さんも、当ブログを読んでくれてアリガトーね

三月ですね。皆さんの暮らす場所に春はやって来ましたか?
まだまだ寒いけど、体調管理にはご注意下さいませね。

その昔、俺は自分の音楽で誰かを支えたい、勇気を与えたい、何かを変えたいって思った時期があった。だけど、次第に、それはとても難しい事だなって気付いた。人の求めるモノってそれぞれ違うんだから。一番いけないのは押し付ける事だって思った。これが正しいんだよ、こう生きるべきなんだよって歌うのは、本当は正しくない事なんだなって気付いた。人によってビビっと来るモノって違うものね。だって、いくら音楽が好きっていっても、人から五木ひろしの歌がイイから聴いてみろって勧められても、ビビっと来ないもの

恋愛もそうで、いくらみんなからあの女は可愛くって性格も良いから付き合っちゃえって勧められても、当人がビビっと来るとは限らないものね。大切なのはフィーリングだよね。歌を届けるような人は、あくまでキッカケを作って上げるのであって押し付けちゃいけない。イイ事歌った歌が必ずしも、みんなにとってのイイ歌だとはならないし、俺の中学時代のようなど~でもイイような歌に、誰かが命を救われる事だってある。

今の芸能界や音楽業界も、何だかも~終わっちゃってるな~って思う事がたまにある。どのチャンネル回してもおんなじ顔ぶれで、もはやタレント対リスナーではなく、プロダクション対リスナーになってる。ぶっちゃけ、力のあるプロダクションだけがこの世界を回してるって感じかしらん?自分らの力で、新しい才能人材を世に出してやろうなんて野心を持ったとこなんて皆無。アレを出しときゃ取り敢えずは無難だろみたいな感じになった。この無難さが一番危険だよ。視聴率低下が叫ばれてる業界だけど、そりゃあ誰も観ないよって番組が沢山あるものね。料理出されても「美味しい」しかコメントしない、学校で体罰起きれば「学校が悪い」しかコメントしない番組なんか、魅力ないでしょ。「そんなには美味しくないよね」だったり「大変な目に遭ったろうけど自殺する生徒もオカシイだろ」ってコメントがあっても良いと思う。だってリスナーの大半はそう疑いながら観てるんだから。よくぞ言ってくれたってのがないからテレビはツマラナイってのが個人的に思ったりなんかして。

そう言った意味じゃ、音楽もテレビも昔は良かった。ハチャメチャさがあったものね。今は誰かの目を気にしたモノばかりで面白くないよ。先日YouTubeで久しぶりに観たイカ天なんて、それこそ今なら確実にクレーム殺到な連中ばっか出てた。そこにはテレビ側にもリスナー側にも、そして演奏する側にも「自由」さがあった。今は規制だらけで、常に人の目を気にし、媚売った世界ばかりで、ちっとも自由を感じなくなった。この前、ある音楽雑誌読んでて、物凄いメジャーなミュージシャンが「何が何でも大手レコード会社にいたいなんて思わなくなった」「才能ある連中はどんどんインディーズに流れて行くだろう」って語る記事があった。昔は、音楽をやってる誰もが、早くメジャー契約したいって夢見たものだった。それが今じゃ、逆戻りを夢見てるんだから大変な時代だよね。


まあ、万年インディーズな俺にはレベルの違う話だけどさ
一度は椅子にふんぞり返りながら言ってやりたいよね。
「どいつもこいつも腐ってるから、俺はもう曲書いてやんない」って

まあ、口が裂けてもケツが裂けても言えないけどさ