毎日がしあわせ日和

ほんとうの自分に戻れば戻るほど 毎日がしあわせ日和

穏やか

2013年12月08日 13時34分33秒 | 紡ぐ暮らし


雲ひとつない 澄みきった青空。

向こうに見える山々は、濃い緑と渋みがかった黄色やオレンジのだんだら模様。

裏山のツタの真紅や 柚子の山吹色が 目に鮮やかです(^^)



暖かな日ざしを惜しみなく投げかけてくれるお日さまに感謝しつつ、きょうも洗濯物や寝具をどっさり干して、さらに「ウルトラ蒸し生姜」を作っています。

先日の風邪で ウルトラ生姜のストックを使い切ってしまったのでね☆

次に作るときはぜひ「蒸し生姜」で、と楽しみにしていました。

30分しっかり蒸して、くすんだ色になったスライスを ずらりと盆ザルに並べて。

まんべんなく日が当たるよう ザルの向きを変えながら、お日さまの光がたっぷり注がれている光景がうれしくて、ついつい何度ものぞき込んでしまいます (*^▽^*)



最近のお楽しみは、ゴマ擂り。

いえ、あの、へつらう方のじゃなくて

煎った洗いゴマを すり鉢でごりごり擂る、あのゴマ擂り。

まず、ゴマ煎り器か小さいフライパンで ゴマを煎る。

よぉく混ぜて揺すって、まんべんなく火が通るように。

ぷちっぷちっと三粒はじけたら、すぐに火から下ろして、ざっとすり鉢に空けて。

もうすでにこの辺で香ばしい匂いがただよっていますが、そこにすりこぎを当ててぐいっとひと擂りすると、たちまち濃厚なゴマの香りに包まれます。

すりこぎを通して伝わってくる、ぷちぷち潰れるゴマの手触り。

ゴマ和えの衣やゴマ味噌にするなら、すり鉢のギザギザの溝にしっかりこすりつけるようにして、油がにじんでクリーム状になるまで。

ぱらりと粉状に仕上げたいときは、すりこぎをすり鉢の底に対して直角に立てたまま、力の入れ具合を加減して。

自分のからだ全体のバランス、腕の重みのかけ方、手から伝わってくる感触と 目で確かめるゴマの変化、鼻の奥まで届く香り。

自分・ゴマ・すり鉢・すりこぎのハーモニーを感じていると、ああ、生きてるなぁ、楽しいなぁ、って 心の底から思えてきます。

あんまり楽しくて、ついついたくさん擂り過ぎたりして(^_^;)

味噌汁やうどんやお浸しにかけたり、お握りにまぶしたり、ゴマ味噌を作ったり、きな粉と混ぜたりして、せっせといただいています♪



手を使ってゆっくり作業をするのは 以前から好きだけれど、最近ことさら時間をかけての手仕事が楽しくてならないのは、心が落ち着いて安らかだからかもしれません。

悟りとかアセンションとか いろいろと言われているけど、結局のところ私は、こういうごく当たり前の暮らしを存分に楽しむために 優しく穏やかな氣持ちになりたかったのかな、って思います



干してあるタオルケットを裏返そうと表に出たら、細く白い三日月が青空にほわっと浮かび、トンビが二羽 ゆうゆうと弧を描いて飛んでいました。

内も外もしみじみ穏やかな 師走の午後です (*^ー^*)


















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