翡翠庵閑話

野鳥が好きな、閑人の独り言と日常の見聞録。少し遅れてUPする場合が多いですが、内容と日付は、合うようにしています。

インドの孫と再会

2024年09月16日 | 交流

 インドから孫のSちゃんが来ました。実に11年振りの再会になるようです。孫のお母さんは元留学生。6年位いる間に結婚し、子供が出来て日本で出産。米国へ留学していたお父さんも合流して、日本の大学院に転学したりと色々有りました。今回は、Sちゃんが高校を卒業したことと、その後の進路を探すのも兼ねての家族旅行のようでした。

 Sちゃんが幼稚園に通っていたとき、お祖父さん・お祖母さんの参観日があるので代わりに行って欲しいと頼まれたことがあり、日本の爺婆です!と云って代理参加したことがあります。そんなことがあったので、たまに電話があると「おじいさん・おばあさん」で受答えをしています。去年本当のお祖母さんとお母さんの兄弟らが来日し、会っていますが、色々と縁がある家族です。

 去年来た向こうのお祖母さんたちとは熱田神宮へ行きたいというので、神宮の中のお店できしめんを食べましたが、今回は猛暑の日なので、駅の東にできたフードコートできしめんを食べました。

 その後、何処へ行きたいか聞いたら「鯉に餌をあげるところへ行きたい」というリクエストに、では白鳥庭園へ!という事になりました。

 残念なことに、コロナ禍以降、鯉の餌やりは中止して再開してないとのこと。でも間近で大きな鯉を見られ、写真を撮って一応満足をしてくれた様です。園内の景色など見て、まぁもっとも日本的なものを見せられて良かったと思います。Sちゃんは、小さい頃から同年代の子よりは背が高かったのですが、今ではお母さんより背が高くなって後ろ姿が目立ちます。

 Sちゃん数学が良く出来て、卒業式に表彰された様なので、来年は何処へ進学するか楽しみです。インドの高校の卒業式は後でパーティがあり、もう大人の仲間入りをするんだよという意識を持たせるようです。大学進学は、その後に1年位掛けて行き先を決めるようです。途中いろいろな試験は11月くらいからあるらしいので、今回はその前の卒業記念家族旅行だそうです。


虹の柱 (団地敷地内から)

2024年09月12日 | 自然(公園含む)

 夕方近く、買物に出かけるので家を出ました。自転車置場の屋根越しに、北東の空に虹の柱が立っていました。きっと北東の方で雨が降り、その雨脚の縁に夕陽を受けて、虹が出来たのだと思います。前にもこんな虹を見ました。

 敷地外に出て、後ろを振り返りながら虹を眺めて歩きました。しかし10分も経たないうちに消えてしまいました。もう陽がほとんど沈んでしまったからだと思います。


少し秋の気配? (鶴舞公園)

2024年09月10日 | 自然(公園含む)

 所用の帰りに鶴舞公園 秋の池 の傍らを通りました。水辺からちょっと離れた遊歩道のロープを張る杭にトンボが羽を休めていました。

 赤トンボの1種だと思いますが、あまり良い写真では無いのではっきりとは判りません。しかし、何となく秋が近くまで忍び寄っているのを感じました。未だに真夏の暑さが続いているのが不思議です。


1週遅れの子供会花火大会

2024年09月07日 | 団地・町内会の行事、出来事

 ほんとは、1週間前の夏休み最終になる8月31日にやる予定だった団地子供会の花火大会。迷走台風10号の影響で、1週間遅らせての開催になりました。

 暗くなった頃、ベランダから前庭を見るとやっているのは判りますがよく判りません。

 やっぱり近くへ行かなくてはと降りて行き、前庭のパーゴラの傍へ行ってみました。おー、結構参加者がいる!と後ろの方からそっと雰囲気を味わってきました。子供より付き添いの大人の方が目立つ感じですが、普段顔を合わせない人同士のコミュニケーションの場にもなって良いことだと思います。

 10年くらい前でしょうか、子供が少なくなって子供会存続が風前のともしびと云われた時期がありましたが、最近は朝の通学の時を見ると15人位になっているようで、色々な行事も単独で出来るように復活したと話を聞いていました。古い分譲団地ですが、住人の交代が進み、最近は若い家族が増えているようです。

 娘が子供だった時はこの数倍はいたと思います。同学年の友達みんなを家へ呼んで何かした事がありますが、家中一杯に飛び回っていた事を思い出します。

 大きい子は、それなりに役割をになって運営しているようです。最後にちょっと大きいのを上げておしまいになりました。下の写真の倍くらいに大きい炎が上がったはずですが、シャッターがちょっと遅かった!また来年を楽しみに!で解散になりました。


北川民次 展 (名古屋市美術館)

2024年09月04日 | 美術(その他展覧会含む)

 少し涼しくなったら行こう、と思っているうちに会期が迫ってきました。今年の暑さはかってない異常なものだなどと嘆きつつ、意を決してタイトルの展覧会を見に行って来ました。美術館に入る前に振り向いて見た、市科学館のプラネタリウムと美術館へのアプローチ。これも久々の光景です。

 北川民次は、戦前メキシコで修行し民衆とともに活躍した画家、というのが私の記憶です。最初の方の展示作品はそんな雰囲気のものが多かった様です。パンフもそんなイメージを思わせます。

 写真は、ほとんどの作品でOKでしたが、大作を少しだけ撮らさせてもらいました。

 戦前の作品はメキシコのモチーフが多かったですが、帰国してからは一時奥さんのふる里、瀬戸にアトリエをかまえた時に画いた瀬戸物の産地の風景も沢山ありました。

 上はパンフの表紙にもなっている、トラルハム農園のお祭り。当美術館の所蔵のもので展示室に入って直ぐの目立つところに展示されていた大作です。

 下はモザイクタイルの壁画の原画。見た瞬間、あっ憶えがあるという作品でした。(画面にバックの映り込みがあります。緑の非常灯 他)

「芸術と平和」名古屋CBC会館

 会社勤め2年目の頃から10年間位 近くのビルにいました。外で昼食をした時に、本屋をのぞき近くを散歩するという時に見かけました。現役の壁画で、今も下の様に同会館の東側歩道から見えるはずです。若い頃はそんなに絵画に興味が無かったので、忘れ掛けていました。今考えると私のいた会社より先に建っていて、界隈で昔のまま60年以上同じ外観を保ってい建物は、もう片手で足りるくらいの数しか残って無いと思います。私の勤めて居た所もその一つで何となく親しみを感じました。(若干の耐震対策と内装は変わっていると思いますが、外観はほとんど変わらず昔のまま!)

 次の壁画も名古屋にあったものです。私の勤めていたところからはちょっと離れていたので残念ながら見ていません。

名古屋旧カゴメビル TOMATO

 近年建替えられて、現在はその一部が常滑市にあるINAXライブミュージアムに寄贈されたそうです。TOMATOの原産地はメキシコという事で、彼にぴったりの作品だと思います。

 下はこのTOMATOの壁画の一部で、署名代わりにはめ込んだバッタの部分です。(原画には画いてありません)私の近くで見ていた人が「彼はバッタが好きでよく画いていたんですよね!」と感激して私に話しかけながらカメラに収めていました。これが見られてよほど嬉しかったようです。

 見終わってから、常設展もちょっとのぞいてみました。モディリアーニのあの首の長い少女像にも久し振りに会ってきました。


迷走台風10号

2024年09月01日 | 自然(公園含む)

 台風10号が発生したのは8月22、3日頃だったと思います。初めの頃は何となく伊勢湾台風を思わせるような、紀伊半島先端近くに上陸してさらに北上するというものでしたが、そんな予想をあざ笑うようにどんどん西よりに進んで行きました。8月27日、30日は外せない予定があり風雨の中を出かけねばならないかと諦めていましたが、逆に暑い中を出かける羽目になりました。

 8月31日、日没頃に神宮東橋あたりから神宮前駅に通ずる商店街を見た時の雲往きです。時々パラパラと降る程度でした。

 9月1日の夕方近くに新堀川端を通りかかると、水位がいつもとは違う高さまできていました。川幅が倍に広がっているような感じです。雲往きも怪しく水面をよく見ると雨脚が少し見えます。

 下流側を眺めると、瑞穂区側はコンクリートの護岸を超えて草付きまで達していました。手前の熱田区側は少し余裕があるように見えました。もっと水位が上がって、草付きの所を削るような急流になれば、土盛りも洗われて堤防決壊ということになりそうな雰囲気です。まぁこの地域へ引っ越してきて40年余り、そのようなことは無かったし、雨水対策の下水道増強もかなり進んだはずなので大丈夫だとは思いますが・・・・

 今回の台風の迷走は、太平洋高気圧が強く海水温が高い、また偏西風が北へ寄りすぎているのが予想を難しくしたようです。これからはこんな気象が多くなる気配なので、覚悟と準備も必要な様です。

 当初台風がやってくるとは予想されていなかった地域で被害に遭われた方へはお見舞いを申し上げます。


残暑お見舞い、カワセミさん (鶴舞公園)

2024年08月30日 | 野鳥

 8月も終わりに近いのに全く秋近しの雰囲気は無い毎日です。さすがにセミは鳴かなくなりましたが・・・。

 この日は、あまりありがたくない用がありまして、家内と一緒に鶴舞公園近くへ行きました。全ての用事を済ませ、ここまで来ているのだからカワセミさんに会って行こうとよく見られるスポットへ寄りました。

 ここでの定番スポットへ着くやいなやカワセミさんを見つけました。まるで我々の到着を待っていてくれた様です。カメラは持ってきていないのでスマホを出して撮った写真です。証拠写真程度の出来ですが、間違いなくカワセミです。日陰に居ますが、肉眼でも良く見える枝に止まっていました。

 この写真を撮り終わって直ぐに「ちょっと用があるから、今日はこれで!」という感じで、左へ飛び去り茂みの中に隠れてしまいました。色合いから云って、今年生まれた若鳥ではないかと思いました。


珍客逗留 雲紋雀(ウンモンスズメ)

2024年08月20日 | アケビコノハ 他 珍客

 我家の玄関先の壁に、変わった蛾らしきものがここ四、五日泊っています。初めはすぐいなくなるだろうと思っていましたが、三、四日たつと気になります。8月10日、夜の散歩から帰って来たときに玄関前の照明が程よく照らしていたので、数枚撮っておきました。

 後で調べてみようと思い、アップでも撮っておきました。

 なるべく顔の正面からというのも撮りました。眼が何処にあるか?わかると思ったのですが、よく判りません。

 画像からいきなり、これ何?と調べる手では全然違った画像が出て学名かなと思う英語でしか説明が出ませんでした。結局永年愛用の電子辞書の昆虫編を探して、どうやら「雲紋雀(ウンモンスズメ)」というのにたどりつきました。説明文ともぴったりな姿、模様をしています。

 少し緑がかった色をしているが茶色がかったのもいる。食草はケヤキ、ニレ、とありましたので、まぁこれだろうと思います。我家の周りはケヤキが多いので、それに惹かれて飛んできて一休みが数日の長逗留になってしまった。というのが、私が想像したストーリーです。

 残念ながら8月18日に居なくなりました。自分で飛んでいったのか、誰か突いて飛ばしたのかそれは判りません。


あつた夢おどり (神宮東公園)

2024年08月10日 | 団地・町内会の行事、出来事

 団地の隣の公園で開かれた「あつた夢おどり」を夕涼みがてら覗いて来ました。広場が見える入口に近づくともう沢山の人出が集まっていました。早い時間は、低学年向けの、お菓子まきや水鉄砲遊びがあるので、小さい子を連れた家族連れが多い様です。

 今までも頭に付く名称は変わりますが、この手の夏祭り、盆踊り大会はこの公園で開かれていました。この会は第3回とありますが、主催する実行委員会は区内の大小の自治組織がまとまったような組織なので、これからこの形で続くのではないかと思います。学区内の住民の組織+学区内で活躍する会社商店の若手経営者(スポンサー?)が一緒にやりましょうと上手くまとまったようです。したがって設営もしっかりしているような感じです。お盆よりちょっと早い日の開催なので「夢おどり」と命名したのでしょうか?

 会場に入る時うちわをくれました。会場の広場はグランドゴルフ会場になったり消防団の訓練があったり多目的に良く使われています。夕涼みとはいえ、連日の猛暑でまだかなり暑いですが、下は舗装してありませんし、周りは植栽に囲まれているので夕暮れとともにちょっと涼しい風が吹いてきました。

 出店は、ほとんど最近はやりのキッチンカーです。設営簡単、衛生上も比較的安心という感じです。広場周りは芝生張りの土手になっていますので、やぐらを見ながら座り込んで休憩したりするのに好都合です。

 我々は、ケバブ巻きなるものとお茶を仕入れて本日の夕食としました。もう7時頃ですが空は明るく夕映えがきれいでした。

 少し暗くなり、提灯の明かりが目立つようになってきました。家内は他所で顔見知りになったインドの家族にばったり会って良かったようです。南区か港区在住らしいのですが、彼らのコミュニティーを通じて開催を知り楽しみにきたようです。母国から親戚が遊びに来ていて、数人で日本の夏を楽しんでいました。

 ほぼ暗闇の空になって、盆踊りの風情が一段と出てきました。

 踊りの輪も大きくなって宴たけなわとなってきましたが、我々は早めに帰りました。


セミの抜け殻

2024年08月07日 | 自然(公園含む)

 猛暑が続くせいか、最近セミの鳴き声が少し下火になった様です。最盛期の頃はサッシを閉めておいても、かなり鳴いてるのがわかり、開けるともう鳴き声が飛び込んでくるのではないかと思うぐらいでした。それがサッシを開けても目の前の木では鳴いておらず、ちょっと遠くで鳴いているという感じになっています。以前の記録では大合唱のピークはまちまちでしたが、7月20日頃から1ヶ月ぐらいでしたから、今年は猛暑であまり元気が続かないのかも?と思います。

 兵どもの夢の痕跡?を探しに団地の中を抜け殻探しに歩いて見ました。人から見れば怪しげな行動に見えるでしょうから、大きな樹を目当てにパッパッパと写真を撮ってきました。ついでに樹木直下の地面の穴も撮ってきました。かなり密集している木もあります。そんな木の下には幼虫が抜け出してきた穴も沢山あります。

 

 

 数は思ったより少なかったです。這い出た穴も昔はもっと密集していた気がするのですが、やはり少ない気がします。ひょっとしたら他所で孵化したものが、声に誘われてやって来た個体が多かったのでは?と想像しています。