H28年度かわさき市民公益活動助成金事業
後援:川崎市、川崎市教育委員会、かわさき市民活動センター
川崎の過去を学んで未来をつくる「川崎公害映画上映会2016」
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川崎の今と昔のはなし
~50年前の川崎から君へ~
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3年目の「夏休み公害映画上映会」に、
たくさんの方々にご参加をいただき、
無事に3回の開催を終了することができました。
ありがとうございました。
参加された方々は、とても熱心に説明を聞いてくださり、
食い入るように映画を見てくださいました。
それぞれに、たくさんのことを感じ、考えてくださったようです。
たくさんの感想をいただきました。
ほんの一部ですが、ご紹介します。
<この映画をご覧になっての感想>
・ぜん息患者の生活苦が良くわかりました。
川崎の臨海部は当時と比べ、改善されたとはいえ、決して忘れてはいけない歴史、地域史だと思いました。
・あんなにたくさんの人が苦しい思いで亡くなっていったことは知りませんでした。
もっと早く、公害の問題を解決して欲しかった。
まだ公害は終わっていないと思います。
・患者さんの苦しみは、予想を越えるものだった。
・"人間、息をしなければ生きられません。
空気の中に悪いものが入っていれば、あのような体験をしなければならないのですね。
公害の問題は、今後も私たちにとり、未来の子どもたちにも伝えていかなければと考えます。
・公害の恐ろしさを知った。
・排出企業側の一員である。規制の強化、賦課金の支払いなど、企業側の論理に立っての行動と反省している。
このような事態となっていることへの思いが欠落していた。
原点に立ち戻って、企業内で行動したい。
・けむりが出るだけで、あんなにひどい事が起きてしまうということを知り、とても驚きました。(小学生)
・公害による病気で、こんなに多くの人たちが苦しんでいたのに、国が動かなかったというのは、
やはり庶民より、大企業を大事にしていたという怒りを感じた。
・川崎に公害病、ぜん息があるのは知っていましたが、
まわりには公害病の方がいらっしゃらなかったので(私が知らないだけかもしれませんが)、
こんなに重い病気だったというのがショックでした。
・イタイイタイ病、水俣病は、NHKのドキュメンタリーで見たことがあるが、
川崎のことは、あまり知らなかったので、参考になりました。
・あの時代に、このようなことがあったんだと、正直に、ショックを受けました。
今、思いますに、福島原発にも通じると思います。
日本という国の舵取りを間違えているような気がします。
・原発の問題を考えると、何も改善されていないと感じました。
・日本の経済優先、命は無視のような政策に、あらためて憤りを感じています。
辛い映画でしたが、現実を観られて良かったと思います。
・公害がこんなにひどい状態を引き起こすものと思っていなかった。
今さらですが、自分の無知だったことに気づかされました。
・非常に重い内容の映画だったと思います。
原発を含め、未だ公害問題は続いています。
・ぜん息は大変な病気だと思った。
川崎の工場で、長年勤務していたが、川崎公害裁判については、まったく知らなかった。
・壮絶な公害被害と闘う方達に、胸が締め付けられる思いでした。
・川崎ぜん息について知識はあったが、その内容が、これほど深刻なものとは知らなかった。
・公害病というものは、本当につらいもので、国もそのつらさをわからずにいたというのは、おかしいと思った。
・学校で教科書に取り上げられていて、知っているようで、
一人ひとりの生活の苦しさまで思いが至っていませんでした。
石油化学コンビナートからのガスで、たくさんの人が亡くなり、かわいそうだと思った。(小学生)
・人がなくなったり、びょうきになったことが、ちょっとかなしかったです。(小学生)
<50年前の川崎市>
・川崎区、幸区の40年前の小・中学校には、空気清浄機が設置されていた。
・川崎区在住の「洗濯物は室内に干すもの」と幼い頃は思っていた、との言葉はショックであった。
<公害は、なぜ起こってしまったと思いますか?>
・国と市の意見がバラバラで、人々が自分勝手な行動をしていたからだと思う。(小学生)
・国、企業の対応力の鈍さ、自分たちだけが良ければ良いという身勝手さ。
・各企業の利益追求。
技術的には解決方法はあったが、コスト優先であった。
対策はできなかったのではなく、経済的にできなかった。もっと言えば、しなかった。
・企業が公害をたれ流し、患者の苦しみより企業の利益を優先させたから。
・便利を求め、結果を考えてこなかった、すべての人間の行いの問題だったと思います。
特に、国、企業の責任は重いと考えます。
・市民の健康より、利益を優先してしまったりしたから。(小学生)
・人々が幸せ(ぜいたく)を望んでいたから。
絶対に良くなかったことだとは思うが、工学、技術などが発展していく上では、わからなかった部分もあると思います。
原因が「公害」とわかってきた時の、国や会社の対応も、大きな問題だったのでは…と思います。
・経済政策(高度経済成長政策によるもの)。
現在、新興国で同じことが発生している。
・発展の裏にはついてくるものですが、戻って考える勇気がなかった。
我々市民・国民が関心を持たないと、企業の好き勝手にやられてしまい、こんな世の中になっているんでしょうね。
アンテナ高く持って、関心を持っていきたい。
・排出される物質へ意識が向いていなかったこと。
問題に対し、責任をとる姿勢のなかったこと。
・環境と経済、環境と発展、環境と開発など、
経済の発展のためには、環境悪化は少々がまんしなくては、という考え方。
・近代化と高度成長を急ぐ国と企業が、あまりに無知だったこと。
工場地帯と子どもの住む地域は、隔離するべきだった。臨海地域は共通の悩み。
・国や大企業の不手際。
利益追求に走り、人の体への影響等、まったく配慮しなかったから。
・大企業と国の問題はあると思いますが、成長優先、経済優先を求める世論の無関心もあったのではないか。
ですから、本日のような上映会は大変意義ある企画だと思います。ありがとうございます。
<開催概要>
■7月31日(日)10:00〜11:30 宮前市民館 視聴覚室
■8月11日(祝)13:30〜15:00 多摩市民館 第4会議室
■8月14日(日)10:00〜11:30 麻生市民館 視聴覚室
●参加費:無料 申し込み不要
<新聞掲載>
2016/07/31 東京新聞
2016/08/01 神奈川新聞
「50年前の公害被害見つめ直す 川崎でドキュメンタリー映画上映」
後援:川崎市、川崎市教育委員会、かわさき市民活動センター
※ この上映会の開催に際しましては、
「川崎から公害をなくす会」、「川崎公害病患者と家族の会」をはじめ、
たくさんの方々にご協力いただきました。
この場をお借りして、心から感謝して御礼申し上げます。
ありがとうございました!
※※ 今回は一般の方向けに、フル上映で90分の企画でしたが、
ご希望がありましたら、
子どもたち向けに、時間を調整しての開催も可能です。
ご遠慮なく、ご相談ください。
90分:しっかり、がっつり映画を見て学ぶ
60分:映像は少し軽めに、でもポイントを押さえて学ぶ
40分:映像はちょっぴりだけど、授業サイズで学ぶ
後援:川崎市、川崎市教育委員会、かわさき市民活動センター
川崎の過去を学んで未来をつくる「川崎公害映画上映会2016」
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川崎の今と昔のはなし
~50年前の川崎から君へ~
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3年目の「夏休み公害映画上映会」に、
たくさんの方々にご参加をいただき、
無事に3回の開催を終了することができました。
ありがとうございました。
参加された方々は、とても熱心に説明を聞いてくださり、
食い入るように映画を見てくださいました。
それぞれに、たくさんのことを感じ、考えてくださったようです。
たくさんの感想をいただきました。
ほんの一部ですが、ご紹介します。
<この映画をご覧になっての感想>
・ぜん息患者の生活苦が良くわかりました。
川崎の臨海部は当時と比べ、改善されたとはいえ、決して忘れてはいけない歴史、地域史だと思いました。
・あんなにたくさんの人が苦しい思いで亡くなっていったことは知りませんでした。
もっと早く、公害の問題を解決して欲しかった。
まだ公害は終わっていないと思います。
・患者さんの苦しみは、予想を越えるものだった。
・"人間、息をしなければ生きられません。
空気の中に悪いものが入っていれば、あのような体験をしなければならないのですね。
公害の問題は、今後も私たちにとり、未来の子どもたちにも伝えていかなければと考えます。
・公害の恐ろしさを知った。
・排出企業側の一員である。規制の強化、賦課金の支払いなど、企業側の論理に立っての行動と反省している。
このような事態となっていることへの思いが欠落していた。
原点に立ち戻って、企業内で行動したい。
・けむりが出るだけで、あんなにひどい事が起きてしまうということを知り、とても驚きました。(小学生)
・公害による病気で、こんなに多くの人たちが苦しんでいたのに、国が動かなかったというのは、
やはり庶民より、大企業を大事にしていたという怒りを感じた。
・川崎に公害病、ぜん息があるのは知っていましたが、
まわりには公害病の方がいらっしゃらなかったので(私が知らないだけかもしれませんが)、
こんなに重い病気だったというのがショックでした。
・イタイイタイ病、水俣病は、NHKのドキュメンタリーで見たことがあるが、
川崎のことは、あまり知らなかったので、参考になりました。
・あの時代に、このようなことがあったんだと、正直に、ショックを受けました。
今、思いますに、福島原発にも通じると思います。
日本という国の舵取りを間違えているような気がします。
・原発の問題を考えると、何も改善されていないと感じました。
・日本の経済優先、命は無視のような政策に、あらためて憤りを感じています。
辛い映画でしたが、現実を観られて良かったと思います。
・公害がこんなにひどい状態を引き起こすものと思っていなかった。
今さらですが、自分の無知だったことに気づかされました。
・非常に重い内容の映画だったと思います。
原発を含め、未だ公害問題は続いています。
・ぜん息は大変な病気だと思った。
川崎の工場で、長年勤務していたが、川崎公害裁判については、まったく知らなかった。
・壮絶な公害被害と闘う方達に、胸が締め付けられる思いでした。
・川崎ぜん息について知識はあったが、その内容が、これほど深刻なものとは知らなかった。
・公害病というものは、本当につらいもので、国もそのつらさをわからずにいたというのは、おかしいと思った。
・学校で教科書に取り上げられていて、知っているようで、
一人ひとりの生活の苦しさまで思いが至っていませんでした。
石油化学コンビナートからのガスで、たくさんの人が亡くなり、かわいそうだと思った。(小学生)
・人がなくなったり、びょうきになったことが、ちょっとかなしかったです。(小学生)
<50年前の川崎市>
・川崎区、幸区の40年前の小・中学校には、空気清浄機が設置されていた。
・川崎区在住の「洗濯物は室内に干すもの」と幼い頃は思っていた、との言葉はショックであった。
<公害は、なぜ起こってしまったと思いますか?>
・国と市の意見がバラバラで、人々が自分勝手な行動をしていたからだと思う。(小学生)
・国、企業の対応力の鈍さ、自分たちだけが良ければ良いという身勝手さ。
・各企業の利益追求。
技術的には解決方法はあったが、コスト優先であった。
対策はできなかったのではなく、経済的にできなかった。もっと言えば、しなかった。
・企業が公害をたれ流し、患者の苦しみより企業の利益を優先させたから。
・便利を求め、結果を考えてこなかった、すべての人間の行いの問題だったと思います。
特に、国、企業の責任は重いと考えます。
・市民の健康より、利益を優先してしまったりしたから。(小学生)
・人々が幸せ(ぜいたく)を望んでいたから。
絶対に良くなかったことだとは思うが、工学、技術などが発展していく上では、わからなかった部分もあると思います。
原因が「公害」とわかってきた時の、国や会社の対応も、大きな問題だったのでは…と思います。
・経済政策(高度経済成長政策によるもの)。
現在、新興国で同じことが発生している。
・発展の裏にはついてくるものですが、戻って考える勇気がなかった。
我々市民・国民が関心を持たないと、企業の好き勝手にやられてしまい、こんな世の中になっているんでしょうね。
アンテナ高く持って、関心を持っていきたい。
・排出される物質へ意識が向いていなかったこと。
問題に対し、責任をとる姿勢のなかったこと。
・環境と経済、環境と発展、環境と開発など、
経済の発展のためには、環境悪化は少々がまんしなくては、という考え方。
・近代化と高度成長を急ぐ国と企業が、あまりに無知だったこと。
工場地帯と子どもの住む地域は、隔離するべきだった。臨海地域は共通の悩み。
・国や大企業の不手際。
利益追求に走り、人の体への影響等、まったく配慮しなかったから。
・大企業と国の問題はあると思いますが、成長優先、経済優先を求める世論の無関心もあったのではないか。
ですから、本日のような上映会は大変意義ある企画だと思います。ありがとうございます。
<開催概要>
■7月31日(日)10:00〜11:30 宮前市民館 視聴覚室
■8月11日(祝)13:30〜15:00 多摩市民館 第4会議室
■8月14日(日)10:00〜11:30 麻生市民館 視聴覚室
●参加費:無料 申し込み不要
<新聞掲載>
2016/07/31 東京新聞
2016/08/01 神奈川新聞
「50年前の公害被害見つめ直す 川崎でドキュメンタリー映画上映」
後援:川崎市、川崎市教育委員会、かわさき市民活動センター
※ この上映会の開催に際しましては、
「川崎から公害をなくす会」、「川崎公害病患者と家族の会」をはじめ、
たくさんの方々にご協力いただきました。
この場をお借りして、心から感謝して御礼申し上げます。
ありがとうございました!
※※ 今回は一般の方向けに、フル上映で90分の企画でしたが、
ご希望がありましたら、
子どもたち向けに、時間を調整しての開催も可能です。
ご遠慮なく、ご相談ください。
90分:しっかり、がっつり映画を見て学ぶ
60分:映像は少し軽めに、でもポイントを押さえて学ぶ
40分:映像はちょっぴりだけど、授業サイズで学ぶ
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