川崎フューチャー・ネットワーク(特定非営利活動法人)

みんなの力で、川崎を “環境都市” に!

報告:川崎公害映画上映会「かつて川崎に公害があった!?」

2015-02-13 | KF-netの活動:まちづくり(持続可能性)
H26年度かわさき市民公益活動助成金事業
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  川崎の過去を学んで未来をつくる「川崎公害映画上映会」報告

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川崎市には、かつて公害があり、それを乗り越えてきたという歴史があります。

近年、「公害研究所」の名称がなくなったことも含めて、
あまり公害については市内でも語られなくなってきていますが、
公害防止を求める市民の活動は、川崎の市民活動の端緒という上からも、
大変貴重な学びを含んだ事例です。

そこで、あらためて当時の様子を伝えるドキュメンタリー映画を見ながら、
川崎で何が起こったのか、市や市民が、ともに何を行ってきたのかを紐解き、
現在の川崎市の課題についても考えたいと思い、この企画を立ち上げました。

また、そこを契機として、
未来に向けた持続可能なまちづくりに当時の学びを活かしていく機会としたいと考えています。

●「夏休み公害映画上映会」報告







●上映会に参加された方々の内訳
 (アンケートを提出された方のみのデータによる)







●上映会に参加された方々の感想









●そもそも、この企画を立てたきっかけの言葉



「かつて川崎に公害があった」…は、本当に「かつて」?



まだまだ当時の川崎公害の実態については知らない方が多いので、
今後も継続して上映会を行いながら、
より多くの方に、川崎公害の実態を知っていただき、
どんなふうに、それが起こり、
それを解決しようと、どんな人々が努力し、規制をしてきたのか、
知っていただく機会を増やしていきたいと思っています。

また併せて、今の川崎の大気の実態についても知っていただき、
今後の改善に向けて、市民も、行政も、企業も一緒になり、
協力しながら進めていければと思っています。

それから、参加した子どもたちへの聞き取りで、
学校では、あまり川崎の公害について学ぶことはない、とのことなので、
川崎で生きる子どもたちには、自分たちが暮らす町の歴史として、
ぜひ、来年度は、学んでいただく機会をつくりたい、
そのきっかけを得たいものです。
※もし学校などでの上映会を実施してみたい方がいらしたら、ご連絡ください!

しっかり過去を学び、
そして、「経済・利益」も大事ですが、
それが「健康・命」を損なうようなものにはならないよう、
川崎の公害の学びを未来に生かしていきたいと願っています。

開催報告:夏休み公害映画上映会2014「かつて川崎に公害があった!?」

開催報告:2/8(日)公害を学ぶ講演会「今、川崎の公害を振り返る」


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