角灯と砂時計 

その手に持つのは、角灯(ランタン)か、砂時計か。
第9番アルカナ「隠者」の、その俗世を生きる知恵を、私にも。

#171 『ザ・ウォーク』

2016-10-30 06:14:39 | ぶらり図書館、映画館


〈1974年、当時世界一の高さを誇ったワールド・トレード・センター。
その高さ411m 地上110階の道なき空間をワイヤーロープ一本でつなぎ、命綱なしの空中闊歩にある一人の男が挑んだ。その男とはフィリップ・プティ〉

(映画『ザ・ウォーク』オフィシャルサイト:ストーリー
 →http://bd-dvd.sonypictures.jp/thewalk/#story


え〜と、1974年というと、自分8歳?
当時のニュース、何となく記憶にあるような後付のような・・・

とりあえず、映画の予告編を。

Blu-ray&DVD『ザ・ウォーク』 6/8発売!



正直、この予告編は、本編の魅力が伝わらないと思うのだけれど、

夢とか、仲間とか、安心の王道展開。

高所からのクラクラするような映像を含め、
素朴に楽しめる映画でした。


ところで、
このワールド・トレード・センタービル、
建設中は、すごく評判が悪かったそうで、

「ウォーク」を地上で見守っていた共犯者たちが、
「祝勝会」後に発したセリフが印象的でした。


タワーが違って見えるな
確かに
君があの上を渡ったからだ
今やNY市民はタワーのファンだよ

きっと吹き込んだのね
タワーに命を



後に、その生命を奪う者が現れた・・・

ということを思わずにはいられませんでした。

・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・

『ザ・ウォーク』は基本、実話ということで、
その綱渡師フィリップ・プティさんが、
TEDでプレゼンテーションしてました。



(TED:フィリップ・プティ / 綱を渡る旅
 →http://www.ted.com/talks/philippe_petit_the_journey_across_the_high_wire?language=ja

〈死の危険に挑むマジシャンにも、原点がある。綱渡り芸人のフィリップ・プティが、6歳で初めてカード手品に出会ってからワールド・トレード・センターのツインタワーの間を綱で渡るまで、親しみやすい語り口で見る者を旅に誘います〉

ということで、
下の6っつのキーワードが出てきました。

[情熱][不屈] [直感][信念][即興][鼓舞]
Passion Tenacity Intuition Faith improvisation Inspiration

確かに親しみやすいプレゼンです。
興味のある方は、どうぞ。


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