55歳の誕生日を目前に控えた人生の大先輩が昨日逝去されました。
神戸時代に社会人のイロハ、というより「生きるってのはこういうことだ!」と人生のイロハを叩き込んでくださった方。
ほんとうにいろんなことを語り合ったことを覚えています。すごく熱いハートの持ち主でした。
13年ぶりの再会でしたが・・・もちろん無言。
ああ、もっと早く見舞いに来るべきだった、と涙が溢れて止まりませんでした。そして「ありがとうございました」という言葉を何度も何度も繰り返してお別れしてきました。
驚いたのは当時小学校の低学年だった子供たちがみんな私のことを覚えてくれていたこと。
「てっちゃん!(名前ですよ^^;)会いたかった!!」と駆け寄ってくれたんです。
そして昔の思い出を語り合い・・・
なんだか感動しました。
去年から膵臓Kを告知されていたそうなんですが、すごく前向きな方で、
「前進!」という言葉を晩年家族に語り続けていたそうです。
自分が死んでも「前進」という言葉を忘れるな!
という遺言・・・
心を打たれました。
やっぱり人間の絆って上っ面の言葉ではカバーしきれなくって、
ハートのつながりってやつが一生残るんだなあ、
と痛感。
これからも残された家族とはつながりを持って行きたいと思います。
それがきっと故人の望みだとも思うんですよね・・・