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多摩川サイクリングロードの車窓から

東北初見参!蔵王エコーライン

 富士ヒルが終わってから、長いこと自転車に乗っていません。

 仕事が忙しくなったのもありますが、それ以上にこの雨が恨めしい。出張で福島に来てからも悪天候続きは変わらず、仕事的にも自転車的にも鬱々としていました。しかし今週末は晴れ!暑そうだけど!!とにかく晴れた!!!

 東北ライド第一弾に選んだのは南東北屈指の観光道路・蔵王エコーライン。さあいざ標高1600mへ!久しぶりすぎてちゃんと登れるか不安ではある



 南相馬から常磐線で北上し、仙台の少し手前・逢隈駅が今日のスタート地点。


 そこから蔵王の麓を目指し、ひたすら西へ。ここしばらくどんよりした曇り空ばかり見ていたからでしょうか、なんてことない田園風景と空の青さがまぶしく感じます。
 途中にある遠刈田温泉あたりでコンビニ休憩をとってからさらに西へ。


 アクティブリゾーツ宮城蔵王の前にあるこの鳥居が蔵王の登り口。毎年5月に行われる蔵王ヒルクライムのスタート地点でもあります。出たことないけど
 ここから一番上までは距離16㎞、標高差1170mの長丁場。今日は暑いので過酷な登りになりそうです。



 登り始めてすぐに10%オーバーのウェルカム激坂が待ち構えています。この後3㎞くらいは10%前後の登りが続き、実はここが一番の難所。



 序盤の激坂を乗り越えると少し緩やかになりますが、それでも8%前後の坂がちょいちょい出てきて楽はできません。道が広いためか見た目の激坂感が乏しく、ついオーバーペースになってしまいそうです。

 この時点で、心拍を150くらいに制限して脚と体力の消耗を極限まで抑える脱力登坂モードに入っています。とにかく今日は暑い上に長丁場。本気で踏んでしまってはただでさえ乏しい脚力をあっという間に使い果たし、蔵王のコマクサの肥料となり果てるは必定。ハエに追い越されるような速度でも、頂上に着けばいいのです。



 エコーラインには九十九折りがいくつもありますが、標高1000m近辺にある2つ目から視界が開けてきます。





 そして蔵王の山を拝めるところまでやってきました。景色が良くなって気が紛れるようになりましたが、傾斜は相変わらず8%前後。あともう少し・・・と言い聞かせながら這い上がるように進んでいきます。



 ・・・頂上まで一気に登る決心でしたが、途中にこまくさ平というレストハウスを発見してあっさりと断念。
 アイス食いたい!
 標高が高いので気温はさほどじゃありませんが、陽射しの強さにすっかり参ってしまいました。



 アイスで一息入れたのち、もうしばらく登ると頂上・・・ではないけど一応のゴールに到着。さらに上まで登る蔵王ハイラインは自動車専用道路なので、自転車はこれ以上登れないのです。まあそれは最初から分かっていたのですが、せっかくここまで来たからには蔵王名物の御釜を見たいもの。おっ、そこに登山道っぽいのがあるやんけ!



 ・・・無理。
 どう見てもSPDシューズで登る道じゃありません。仕方がない、別の方法で行くことにしましょう。



 山形側に少し進んだところにある蔵王刈田リフト。これで御釜の近くまで行けるはず。



 ちなみに乗り場にはバイクラックもあるよ。同じことをやる人が多いんでしょうね。



 このリフトは一人乗りで転落防止バーもないので怖いんじゃないかと思っていましたが、ずっと低いところを通るので全く怖くありませんでした。ちょっと拍子抜け。





 リフトを降りると、荒涼とした風景が広がっています。




 この御釜は樹氷と並ぶ蔵王の名物。周囲の風景と相まって奇景を作り出しています。エメラルドグリーンの湖面は独特ですよね。
 似たような名所として、渋峠の途中にある草津白根山の湯釜があります。こちらも火口湖ではありますが、近年の火山活動の活性化でここ数年立ち入り禁止。俺は拝んだことがありません。それだけに、こっちの御釜は見ておきたかったのです。

 いやそれにしても、遠刈田温泉からここまで遠かった・・・なんでもないです。


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