しかし、羽田の対岸、川崎市側にも終点があることはあまり知られていない気がします。昨日はそこに行ってきました。
まずは羽田の穴守稲荷鳥居を目指し、六郷橋から東京側を走ります。

すると、いきなり工事で通行止め。
仕方ないので川岸の歩行者迂回路を通ります。

迂回路はこんな感じでした。自転車では走りにくいので押して歩いたほうがよさげです。
この六郷橋~大師橋間は川沿いにマンションが多いせいか多摩サイの中でも混雑度の高いところです。
工事するならするで、多少なりとも環境が良くなるといいんですが。
600mほど歩くと工事区間が終了、再びサイクリングロードを走り始めます。

大師橋が見えてきました。

さらにしばらく直進すると羽田空港が見えてきます。

これが穴守稲荷の鳥居。桜が早くも咲いていました。
多摩サイの起点とされるだけに周囲が広場になっており、自転車乗りに会う頻度の高いところです。
このときも何人か休憩している方がいました。
ここから折り返してまずは大師橋を渡ります。

大師橋の歩道は広いので、ロードでもこちらを走るほうが無難でしょう。
ここに限らず、橋は路側帯が狭くて怖いです。

川崎側に渡り、河口側を目指します。何の変哲も無い道ですが、日曜昼間・晴天の多摩サイとは思えない人の少なさです。
この少し先は桜並木になっているので、月末あたりは花見で混雑するかも。

空港がはっきり見えてくるころになると、道が広くなります。
しかもこのあたりから住宅地ではなく工場地帯になるので人はさらに少なくなります。

…また工事。さすが年度末。あと1kmくらいで終点なのにぃ。
どうも中途半端になってしまいましたが、工事が無ければ羽田空港の国際線ターミナル対岸あたりまでいけます。
単純に距離で言えば東京側よりもこちらのほうが海に近い…
というか海沿いといってよいところまで伸びていますので、機会があればぜひ。
鳥居みたいなモニュメントも何も無いので、穴守稲荷に取って代わるのは不可能でしょうけど。