やっと出来上がったマルチケース
この革は床革といって表の革を漉いた後に残った革で以前は作品の芯に使ったりパッキンに使ったり、好んでメインの作品に使ったりしている方もいらっしゃいますが本来は無地のヌメ革の色をしています。
欠点は表革に比べて重いこと、筋とか傷が目立つ事、キメが荒い事。
最近は染色したり厚みを均一にしたりいろいろ加工している革もありメインの革と変わりなく使えるようになってきました。
↑の革も一見床革とは思えないくらい厚みも均一ですし、まるでベロアのようです。
このマルチケースの説明ですがマチ無しで中にカードが縦に3枚収納できるように作っています。
仕上がりサイズは幅20.8㎝、高さ13.3㎝
私は通帳入れに使っていますがお薬手帳を入れてもいいし、パスポート入れにしてもいいし、名前の通りマルチに使えると思います。
初めにタッセルを作ってどうしてもこのケースに付けたくてどうしたらつけることができるか散々ネット検索しても思うようなアイテムが見つからなくてたどり着いたのが紐止め。
リボンとか紐の端がほつれない様に飾りも兼ねた金具です。
次にサイズですが目立ちすぎても変なのでバランスを考えて幅6ミリで少し格子柄が入っている金具に落ち着きました。
う~んいい感じ!(^^)!