田舎で闘病していた兄がとうとう力尽きて天国へ行ってしまいました。
随分長い間の闘病だったのでもう副作用の味覚障害も体の不自由からも解放され大好きなお刺身を食べたり船に乗って念願の漁にも出かけ風を感じながら幸せに自由に駆け回っていることでしょう
私が忙しい時に「暇だ」と言って電話がくるので「無料で見れる映画とかドラマとか見れるアプリあるよ」と娘のフーが使わなくなったiPadをあげたら喜んで観ていたらしいです。
もう「痛い」とか「暇だぁ」とか「辛いだぁ」とか電話が来ることもなくなってしまいました。
危篤の知らせを受けて田舎に向かっている電車の中で訃報の連絡があり間に合わなかった事が残念で仕方ありません。
お葬式をすませ家に帰って来るまではもらい泣きはするものの思い出して涙が出ることもなかったのに今文章にして書いていると涙がでてきます。
本当に長い間「もういいんじゃない?」と心では思っていても本人は頑張って苦しさに耐えているのにそんなことも言えず、「頑張れ」とも言えず「義姉さんもあなたも若くないんだから無理させず、無理しないで自分の体と相談しながら調子に乗らないこと」とよく言っていましたが「解った」と電話口でいっていましたが・・・体調がいい時は嬉しいものだから無理して翌日にはグッタリとそんなことを繰り返していました・・・・・
もう田舎には直接の家族がいなくなって代替わりしてしまったのでお墓参りしか帰れなくなってしまいましたねぇ。
いまある実家も自分の家でもあり自分の家でもなくなってしまいましたね。
これも世代交代の人生の流れでしょうがないですね😢