KADOの楽しみライフ

楽しみはあったほうがいいよね

闘病中だった兄

2023-05-26 | 家族

田舎で闘病していた兄がとうとう力尽きて天国へ行ってしまいました。

随分長い間の闘病だったのでもう副作用の味覚障害も体の不自由からも解放され大好きなお刺身を食べたり船に乗って念願の漁にも出かけ風を感じながら幸せに自由に駆け回っていることでしょう

私が忙しい時に「暇だ」と言って電話がくるので「無料で見れる映画とかドラマとか見れるアプリあるよ」と娘のフーが使わなくなったiPadをあげたら喜んで観ていたらしいです。

もう「痛い」とか「暇だぁ」とか「辛いだぁ」とか電話が来ることもなくなってしまいました。

危篤の知らせを受けて田舎に向かっている電車の中で訃報の連絡があり間に合わなかった事が残念で仕方ありません。

お葬式をすませ家に帰って来るまではもらい泣きはするものの思い出して涙が出ることもなかったのに今文章にして書いていると涙がでてきます。

本当に長い間「もういいんじゃない?」と心では思っていても本人は頑張って苦しさに耐えているのにそんなことも言えず、「頑張れ」とも言えず「義姉さんもあなたも若くないんだから無理させず、無理しないで自分の体と相談しながら調子に乗らないこと」とよく言っていましたが「解った」と電話口でいっていましたが・・・体調がいい時は嬉しいものだから無理して翌日にはグッタリとそんなことを繰り返していました・・・・・

もう田舎には直接の家族がいなくなって代替わりしてしまったのでお墓参りしか帰れなくなってしまいましたねぇ。

いまある実家も自分の家でもあり自分の家でもなくなってしまいましたね。

これも世代交代の人生の流れでしょうがないですね😢


散々な年越しになりそう

2022-12-17 | 家族

先日、前の夜に寒気がしたと言って仕事にいったが「何だか気分がすぐれない」と仕事を止めて帰ってきた旦那様。

夜になったら熱が38度あるというので前に買って置いたコロナの検査キットで調べてみたら見事ヒット😭

それから全員で検査したらお父さんだけが陽性。

でも疑似陽性と疑似陰性があるからとにかく陽性のお父さんはこの時点から

① 部屋から出るのはトイレに行く時と食事を受けとる時のみ

②部屋から出る時はマスクとビニール手袋着用

③連絡は携帯を使う事

数ヶ月前に心臓の手術をしたから入院になるのかなぁと思ったが自宅療養になりました。

すご〜く心配だったが取り敢えず陰性だった私と娘のフーも最小限の接触にし、私は寝る時もマスクをし時々換気もしどうにか6日無事に過ごしました。

途中もう一回私とフーは検査キットで調べたが無事陰性。

その結果が出るまでの時間過呼吸になりそうなくらい心臓がバクバクで倒れそうでした。

今は療養するホテルはないのだろうか?

検査キットも病院で買った物なので精密なのだろう、病院で新たにPCR検査受けなくてもかかりつけの先生が薬の手配、保健所に申請をしてくださり家から一歩も出る事なく療養出来ました。

明日検査キットで陰性なら明後日から解除らしいけどあと2〜3日は接触は少なめにしようと思います。

テレビではクリスマスやらお正月の話題がでるけど我が家は遠い外国の話しのような全くそんな気分ではなくクリスマスも年賀状も大掃除もどうでもいい気分それどころじゃありません。

オマケに凶暴ニコ様は最近また今まで食べていたドライフードを食べなくなりウェットフードも食べたり食べなかったり・・・

体重も減り心配なので白菜、里芋、カボチャ、さつま芋を煮たのをドライフードにトッピングしてお茶碗に入れるとキレイにドライフードだけ残して「もっとくれ〜」と吠えています。

そして薬さえ飲んでくれなくなりあの手この手で苦労しています。

全くそっちもこっちも…‥…なんだかなあ


田舎の兄 part2

2022-07-20 | 家族

何日か前に元気のない声で電話が来たので「また具合が悪くなったのかな~」と思いながら「どうした?」と聞いたら

兄「ガッカリだ~」

私の心の声「数値が上がったのかな~」

兄「体の自由が利かなくなったから牡蠣の養殖をやめたので道具を小さい船に積んだままにしていて倉庫に片付けようと見に行ったら無くなっていた。盗まれた~😞」・・・と。

何故盗まれたと思ったのかというと実は2度目。

そばに他の船もあったのに無くなっていたのは兄の道具だけ。

一度目は小型船の分かりやすく言えば取り外しできるエンジン。

犯人はおおよそ検討はついているが現場を見ていないので悔しいが追及はできない。

「2度目もその人?」と聞いたらその人は牡蠣の仕事をやっていないので違うとおもうが誰かわからないらしい。

田舎なので家の鍵もかけないしましてや倉庫の鍵は考えもしていないのだ。

昔はそれで大丈夫だったかも知れないがこのご時世、念には念をいれないとなにがあるかわからない。

テレビのニュースでも果物、イクラ、お米、ありとあらゆるものの盗難事件が放送されているではないか

そんなニュースを見る度にどれだけ自分さえ良ければいいのか?盗まれた人はその品物を手に入れる為にどれだけ汗水流してきたのか?
それが自分だったらと考えられないのか?………考えられないんだよな〜………

全く世知辛い世の中になったものだ。嘆かわしいな~・・・

あれ程鍵はかけておけ。道具にはわからないところに自分だけわかる印かなにかつけておけ。最悪隠しカメラをつけておけと言ったが「もういい」と諦めた様子。

 

そういえば私も若かりし頃財布を2度やられていて指紋も10本とられているので悪いことをしたらすぐバレてしまう💦


田舎の兄

2022-07-19 | 家族

私の兄は海、山に囲まれた実家の家を受け継いでいて「東日本大震災」(震災で大きな船も小さい船も道具が保管してある倉庫も流されてしまいました)から2~3年後から癌になりそれからも長い間抗がん剤の副作用で苦しんできました。

薬も強い薬や色々変えてみたがどれも結果に結びつかず、それによる影響から何度も入退院を繰り返してきました。

時にはあまりの苦しさから泣きながら電話が来たこともありました。

以前はよく聞く消防団にも所属して元気すぎて人から反感をかうこともある人が泣きながら妹に電話とは余程苦しかったんだと思います。

時にはその苦しいときに何度も来る電話で滅入ることもありましたが言えないので聞いていました。

最初の医者が俗にいうヤブ医者?(私達はそう言っています😓)で手術しなかった時の兄とのやり取りを聞いた時に不信感を持っていたのですが患者は医者を信ずるしかできないのでしょうがありません。

東京なら選ぶこともできますが小さい田舎町では選択肢が少ないことと田舎ならではの医者への余計な配慮もあり今にある結果になってしまいました。

なかには心無い医者の言葉に傷つけられることもあり何度か意見をしに田舎に飛んで行こうかと思ったこともありました。

そのうちに良いお医者様と巡り合い「抗がん剤はもういい」という兄に「私は10年先20年先を考えているんですよ!私に任せてください!」と言ったそうです。😢

患者はその言葉が聞きたいじゃないですか。

その言葉を最初の医者に聞かせてやりたいですよ。😡

 

今は2~3か月前から新薬で何人かに一人の確率でDNAだかなんだか調べないとわからないという薬が幸運にも合致して副作用もなくとても元気になりました。

単純な兄は調子に乗っているので先日その先生に「あまり無理しないでゆっくりしてください」と言いながらも喜んでいるみたいですが「その薬、今は大丈夫でもそのうち効かなくなることがあるんですよ・・・」・・・(◎_◎;)・・・・と

その時はその時!!

 

海の今はウニの時期で筋力もなくなりリハビリでウォーキングマシンや散歩をしながらボチボチ念願の漁にでているみたいです。

兄「今年中に絶対ウニ送るから!」と大好きな漁にでても体力的にも短時間ですが意気込んでいるので期待しないで待っていましょう。

 

話が長くなったので続きは次回・・・・・事件が・・・