goo blog サービス終了のお知らせ 

🐱KⒶz.ne℃oの機関士日誌⚓

ひょんなことからトランスセクシュアル、トランスヴェスタイト、そして女装さんの世界に迷い込んだネコ♂のレポート

livedoor島上陸編 05日目:ブログを招待制SNSにする「グループブログ機能」と「プライベート投稿」の調査

2025年03月10日 | 機関士日誌livedoor編
livedoorブログに上陸して早や5日目。これまで4日間の調査により次のことが判明しました。いずれも女装さんの無料ブログ選びにとって欠かせない条件です。

  • 画像容量が実質無制限
    →他は3~10GB(アメブロは1TB)
  • アダルトカテゴリーがある
    →今はまだFC2ブログのような本人確認が不要
    →セクシュアルに関わるコンテンツを扱う為の予防線
    →この一点がアメブロとの選択分岐点になります。
  • 邪魔な広告が極少
    →閲覧の疎外になる
  • 記事のバックアップが随時無料
    →ここが有料なのは精神的負担になります。
    アメブロは残念ながら脱出不能

そして、これに加えるべき女装ブロガーさんにとって大切な条件が「プライベート投稿」機能です。自分以外の誰にまでブログを見せたいのか、見てもらいたいのか、はたまた、見られたくないのか?


livedoorブログのプライベート投稿


これならあの秘密の日記も安心?



livedoorブログの投稿画面にあるプライベートタブ


ちなみに、こうしたスクリーンショットについてここgooブログではクリックやタップによる拡大表示が許可されていないのですが、PCブラウザからならまだしもスマホだともう豆粒になって可読不能です。gooブログに情報系のブロガーがほとんど存在しないのはまだしも、情報交換の片肺をもがれているような切なさを感じます。まさしく無料ブログサービス界のイカロス🦑。

さて、プライベートモードの設定ですが、livedoorブログの説明によると…

記事にアクセス制限やパスワードを設定して、特定のユーザーのみに公開することができます。
※「記事を書く」のプライベートタブに書いた内容が対象となります。記事タイトルと記事を書くタブの内容は公開されますのでご注意ください。

とされています。なんかわかりづらいな。
つまり、一つの投稿の中で「プライベート公開できる」パートを設定することができるようです。

本当に見せたくない日記や投稿は下書きとして貯めこんでいけば良いので、そうするとこの機能は少し頭をひねる必要がありそうですね。

ひとまずlivedoorブログにサンプルを投稿してみました。


プライベート機能を使った限定公開投稿のサンプル:その1


アクセスすると、記事の下部にこんなエリアが見つかると思います。





ここのログインから進むと、パスワード入力画面になりますが、ニックネームの項目は何でもよいみたいですね。一時閲覧するための仮のユーザー名として設定させるようですね。ブラウザに記憶させれば(勝手にすると思いますが)今後何度もパスワードを入力する手間が省けるはずです。




いかがですか?
「実際にこんな感じで動くんだ」ということをご理解いただけると思います。





今回は上の画像のようにパスワードを設定しました。これを含めプライベート部分の公開先は次のような選択肢がlivedoorブログにはあります。

  1. パスワードで認証したユーザーを許可する
  2. 指定したユーザーを許可する(livedoor ID/OpenIDで指定)
    改行して300個まで入力できます
  3. OpenIDで ログインしているユーザーを許可する
  4. livedoor IDでログインしているユーザーを許可する

そこでさらに、livedoorブログの特徴的機能である「メンバー設定」を使ってSNSのようなことができないかな?と考えたのが今回の投稿のもう一つの命題です。


ブログのSNS化作戦






メンバー設定機能ですが、説明は以下の通りです。

このブログのメンバーとして他の人を招待することができます。
メールアドレスもしくは、招待したい人のIDを入力して下さい。
詳細は「グループブログ機能について」「グループブログ機能でメンバーの招待・編集」のヘルプをご確認ください。



話は逸れますが、以前ブログサービスとSNSが融合したかのような海外のサービスであるtumblrを取り上げ、そこを一旦ゴールと宣言しました。

実はそのtumblr(タンブラー)でもコミュニティをクローズド(招待制)にすることでほぼ同じ条件になります。ですが、機能性が直感的過ぎてメンバー間で日記を巡回しあおうと思うとなんだか使いずらいことが調査で判明しています。

tumblrも歴史の長いサービスですが、身売りも含め様々な改変が重なりむしろ今は方向性を見失っているかのように見受けられます。アーティストやあらゆるジェンダーの自己表現の場として根強い人気を誇っていますし、ネコ🐱はそうした退廃感やⒶアナーキーな匂いを好むので抵抗はありません。ただ、女装ブログ感とでもいうのか、いわゆるキラキラ✨成分が足りないんですよね。


ところで、
🐱KⒶz.ne℃oの“Ⓐ”は「Anarchy です。




話は戻りますが…

このメンバー設定機能を使ってSNS化する構想は、もともと生殺与奪を握られることに嫌気がさして抜け出してきたあのSNS移住先探しの一環でした。

けれど、航海012日目:「ブロガーの生殺与奪」と「アンチテーゼの功罪」第四話で長々とお話ししたとおり、mixiに倣って開発された古のオープンソースSNSの「OpenPNE2」の奇跡的なバランスがオーパーツ過ぎて(つくりはやたらと古いのになんだか使い勝手が悪くない)、このネコブログは少し軌道修正に迫られています。航海013日目の記事はその不安を表現したものでした。まったく意味がわからないものだったと思いますが。

このlivedoorブログが女装ブロガーさん個人の無料ブログ選びの選択肢としてはベストであることに変わりはありません。

しかし、このlivedoorブログ調査・探訪については、上に書いた通り想定した機能がこのネコ🙀を満足させるものではなかったのでここで一時離島しようと考えています。


新しい目的は、女装さんのためのSNSの理想郷でしょうか。トランスヴェスタイトさんのためにもう一汗かければなと思っています。

そうだなあ。

tumblr着陸作戦からの拡張版で「ちいさなTs」でいきましょうか。



livedoor島上陸編 04日目:女装ブロガーさんのジェンダーにかかわるセクシュアルコンテンツ投稿にむけた考察#02

2025年03月09日 | 機関士日誌livedoor編
前回はlivedoor島上陸編03日目では、凄腕女装ブロガーの恭子さん 💖よりお寄せいただいた実体験に基づく貴重なリサーチを骨子に、アダルトコンテンツに関する規約についてlivedoorブログFC2ブログの順でご紹介しました。

実は、そろそろlivedoorブログだけの話題ではなくなってきていて投稿タイトルをどうしようか困惑しています。けれども連番にしてしまった限りはこの流れでひとまず行きしょう。


✌️二つの選択肢




女装さんがブログを始めるにあたって、今の一押しは間違いなくlivedoorブログです。なぜなら、アダルト日記🆗、画像容量無制限等、国内では突出した魅惑のサービスだからです。無料ブログサービス比較としてシリーズで追いかけてきた結論ですが、唯一といっても差し支えないでしょう。
あと、この記事をしたためるまで気付かなかったのですが、livedoorブログはロゴを作り直したんですね。昔のイメージがこびりついていました。脳みそのアップデートもしなきゃなー。





しかし、女装さんがブログやSNSに求める大切な要素はそれだけではありません。それは「横の繋がり=コミュニケーション」です。すると、これも恭子さん 💖のランキングサイトの調査からアメーバブログ(アメブロ)が唯一の選択肢になってきます。


⚖️規約の比較



まずlivedoorブログ。

1.4.1 禁止事由
5.わいせつ、児童ポルノまたは児童虐待に該当するデータの掲載等を行う行為
6.性器を露出しまたは性器を描写したデータの掲載等を行う行為

このとおり、わいせつでなければ問題はありません。シンプルに発信コンテンツそのものに対しての規定となっています。


つぎがアメブロ。

第13条 (禁止事項)
1. 会員または利用者は、次の各号に定める行為または内容・表現もしくはそのおそれのある内容・表現を含む書き込みや投稿、メッセージの送信等(以下「送信等」と総称します)の禁止事項を行ってはならないものとします。
(1) 良識に欠けるものや、品位に欠けるもの
③ 社会通念上、不適切と解釈され、またはそのおそれのある表現・内容の送信等
アダルト画像、動画を含む内容(イラストや絵画等も含む)の送信等
著しく性欲を興奮させたり、刺激したりする内容・動画・画像(イラストや絵画等も含む)の送信等
アダルトサイト、出会い系サイト関連の表現・内容の送信等またはこれらのサイト等へのリンク
性に関する表現で、わいせつな行為、対象を連想させるもの、その他卑猥な表現・内容の送信等
⑧ 健全な社会通念に反し、品性を損なうような行為、表現・内容の送信等

このレベルまで表現してあれば、どんな些細なことでも運営者側の胸三寸で退会させることが可能ですね。アダルトコンテンツ掲載・送信の可否に関係なく完全に運営者有利の規約ですが、これはこれで正解です。滅茶苦茶する人がいるからしょうがない。

以前から不思議なんですが、アメブロがこの規約のページをブログの一部かのようなページ名(URL)にしているのはなぜなんでしょう。利用規約って、特に作った経験をお持ちの方ならご理解いただけるかと思いますが、滅茶苦茶気合を込めて念入りに仕上げていくもので、利用者側にとっての唯一の法律、つまりそのブログサービスの憲章や憲法みたいなものだと思うのですが。特定商取引法上の表記といい、はっきりいえば変わってますね。これが価値観の相違か。

このネコブログの行きつく先は、つまるところ利用者目線で寄り添ってくれるサービス探しです。あのSNSからフラフラと飛び出してきた経緯にあるとおり。


このクリティカルな話題はまだまだ続きます。