薬師平茜宿に宿泊した翌日、道の駅を巡るためにひたすら国道20号線を走ることにしたのだが、塩尻から峠を抜けると、諏訪湖が見えてくる。
そう、諏訪盆地に入る。このあたりは国道といっても、かなりのハイペースで皆走っていて、後ろからガンガン来る車があったので、道を譲ると、後ろから白バイが・・・
おそらく90km/hは出ていたと思われ、瞬く間に捕まっていた(汗)。そして、そのまま諏訪ゾーンに入ると、眼に入ってきたのが諏訪大社の表示。
そういえば、大昔に諏訪大社に来たことがあるが、しばらく行っていないので立ち寄ろうかということになり、車を停めて参拝することにした。
諏訪大社と一言でいうが、上社と下社があり、さらに上社は本宮と前宮、下社は春宮と秋宮に分かれていて、それぞれが立派な独立した神社である。
小生が立ち寄ったのは下社の秋宮だ。近くに春宮もあるというが、上社は湖の反対側にある。今回は時間の関係もあり、秋宮だけにした。
と言っても、そもそも格式のある神社だけに参道からして空気が変わる佇まい。まず目に飛び込んで来たのが「根入りの杉」という、巨大な杉。
その名の通り、子供の寝付きなどに効用があるとか。さて、続いて見えてくるのが、この建物。巨大なしめ縄が目立つこの建物、本殿? ではなく神楽殿という。
さらに足を進めると見えてくるのが・・・あまりに有名な御柱。6年ごとに開催される御柱祭りは毎回ニュースなどにもなるが、この御柱、四か所の大社に各四本ずつ立っている。
こちらでパッと見えるのが一の柱と二の柱、後ろの方に残り二本あるという。そしてこの二本の御柱の間にあるのがトップ写真の本殿・・・と思いきやこれも違うという。
こちらは幣拝殿ということで、では本殿は? と思ったら、本殿自体がないという。諏訪大社はいつの創建かはっきりしないというが、やたら古くからあることは確かだというが、古い時代の形式をとどめている。
実は前回、大昔に来たといったが、どこだったかと思っていたが、結論からいうと前回も秋宮だったことをここで思い出した。
面白いのが、二の柱の脇にある安産祈願のお参りの品。底の開いた柄杓が奉納されている。これはこの柄杓で水をすくうようにスパッと子供が生まれるようにというもの。
安産祈願にはとりあえずご縁もないので、ここはスルーして帰路につくことにした。しかしながら、この結果宿題を残すような気分になった。
そう、次回この辺に来たら、下社の春宮と上社の二社にも行かなくては・・・
と最後にこちらの写真を。こちらは道の駅「信州蔦木宿」にあった上社の御柱についていた「めど」と呼ばれる付属の柱。
これも巨大なものであり、改めて御柱のすごさを感じた次第。
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