アモーレ・カンターレ・マンジャーレ

自称イタリア人のオヤジが、好きなサッカーやらグルメやら、何でも不定期に気まぐれに書き綴るサイトです。

薬師温泉旅籠

2008-04-28 06:34:46 | 日本秘湯を守る会

新年度を迎え、何かとバタバタな時期をとりあえず過ごした小生であるが、そろそろリフレッシュの必要な状況になり、ご存知日本秘湯を守る会のひとつに出かけてきた。


 これまでも日本秘湯を守る会の宿にはいろいろ行っているが、以前とある宿で、別のマニアの人に「あそこはいいよ~」と言われていたのが今日紹介する宿だ。
 薬師温泉「旅籠」という、この宿は群馬の奥にある。例によって、携帯の電波も届かぬところかと思いきや、バリ3状態、えっ、ほんとかよ(驚)



 まずは駐車場から全体を俯瞰すると、かやぶきの家が立ち並ぶ。おお、なかなか規模の大きな宿だ。今までの秘湯の宿とはちょっと違うかも・・・
 立派な門からフロントまでも、ちょっとしたテーマパーク状態で、いろんな展示品がところ狭しと並んでいる。やがてフロントにつくが、うーむ、これはすごく行き届いている。



 途中の解説を見ると、かやぶきの家屋は山形や新潟などから移築したものもあり、いずれも民芸品の展示などに有効活用している。
 お風呂もきれいだし、のんびりできる。また、浴衣に加えて作務衣までもが置いてあり、気分で着まわしできる。なんとも気が利いている。


 料理の素材も厳選されたもので、ヘルシーな仕立てであり、ボリュームはあるが、自然にお腹に入っていく感じだ。囲炉裏で焼いていく食材は本当に美味しい。
 聞くと、芸能人のお忍びなども多いという。また、そんな説明のひとつひとつが行き届いている・・・まったくそつがない。


 だが、ここは結論から行くと、すべてが見事なまでに気配りに満ちた「温泉テーマパーク」だった。建物も古民家の本物、温泉も本物、だが、快適な近代設備も取り込んでいる。
 だから、老若男女すべてが快適に過ごせるし、何の不満もない、むしろ満足である。しかし、ここが「日本秘湯を守る会」なのかと言われると・・・?

 正直また何度でも来たいとは思う。思うのだが・・・なんとなく不思議な気分になった、旅籠はそんな宿であった。

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2 コメント

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いいですね。 (ナイト姉)
2008-05-03 15:50:45
いつも色んなところに行かれてかなりうらやましいです。
今年から半年に1日お休みをとってもいいそうですが、ほんとにもらえるのかどうか。。。
でも、1日もらえたとしても、泊まりは無理か(笑)
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平日に行けたら ()
2008-05-03 18:55:13
もっといいでしょうね。さすがに1日では泊まれませんし…やはり小生もあこがれます。
返信する

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