蕎路で絶品の・・・

現在の業務に就いたとき、前任者から「茨城はそばがうまい。日立の方に海を見ながら絶品のそばが食べられるところがある」と聞いていた。そのときは、具体的にどこの何という店かは聞けなかったが、もしかしたら・・・という、今日はそんな茨城麺紀行だ。


　場所は、日立市内の海沿いを走る幹線道路を東海方面に走り、その途中を少し脇に入ったところだ。店の名前は蕎路という。
　こぎれいな佇まいで、広くはないがシンプルで落ち着く店内。ジャズが流れている・・・おお、オシャレだ。

　そして、この窓からは太平洋を臨む風景が・・・うーん、こりゃあ一人で来ちゃいかんぞ（笑）。しかもよく見ると、窓のすぐ外の小さな庭もよく手入れされている。
　花なんぞを眺めながら、海を見渡し・・・そして・・・来た来た、おそばが。今日も定番の天せいろであるが・・・


　うーん、ここは天ぷらを塩で食わせようという・・・いいねえ、江戸っ子だねえ（←違うと思うが・・・）うん、熱々のカラッとした天ぷら、美味い。
　いやいや、ここで油断しちゃあいけない。肝心なのはそばだ。どれどれ・・・おっ、これまたコシがしっかりして抜群に美味い。

　手打ちをうたっているが、麺が細いのにこのコシは立派だ。いい仕事してるぞ。こいつぁ、二重丸のお店だぞ（嬉）
　少し、早めに入ったため、店は一人だったが、ほどなく他のお客様も入ってきた。しかし、こういう雰囲気の店だ。静かな佇まいは崩れない。

　いいなあ、こんな大人の雰囲気のお店でいただく絶品のおそば。ＢＧＭもなぜか馴染んでいるから不思議だ。
　そういえば、以前ジャズの聴けるそば屋ってのがあったが、もしかしてこの二つ相性がいいんじゃあ。あっ、あそこはもうひとつお酒があったっけ（爆）

　ともあれ、大人の隠れ家とでもいいたくなる蕎路・・・絶品でした。