ＷＢＣ米国ジョンソン監督にあっぱれ！

ＷＢＣで日本は盛り上がっている。明日早朝のキューバ戦は、大変な視聴率になるんではないかと思われるが、アメリカが二次リーグの初戦で敗れるという波乱があった。

　まずはこちらをご覧いただこう。プエルトリコも強豪だが、それにしても七回コールド負けってのはさすがに少しショックであろう。
　もちろん、この大会は変則トーナメントだから、アメリカもこの後二回続けて勝てば準決勝に進めるわけで、まだ絶望ではないのだが・・・

　ときに小生が注目したのは、この試合にジョンソン監督が出ていなかったことだ。その理由というのが、こちらをどうぞ。
　そう、この日はジョンソン監督のお子さんの結婚式ということで欠場したという。正直これには、あっぱれ！を送りたい。いいじゃないか、ジョンソン。

　日本人的には、国の威信を賭けての試合に、子供の結婚式で欠場なんて喝！という張○あたりの声が聞こえてきそうだが、小生は大拍手である。
　以前からよく日本のプロ野球では、奥さんの出産で帰国する外国人選手にブーイングが聞こえていたが、「家族より大事な仕事があるんだろうか？」とあえて問いたい。

　いやいや、派遣社員どころか正社員までリストラが横行する中、そんな甘いことを言ってちゃあ・・・という人も多い。会社のために、家族を顧みず、連日真夜中まで働いている人も小生の近くにいる。
　だが、そこまで家族を犠牲にして何を得たいのか、何が得られるのか？

　子供が高校生くらいになると、「最近は口も聞いてくれないよ」なんて言いながら、忙しいことを自慢のタネにする・・・そういう輩の多いこと（涙）
　そんな人にとって、ジョンソン監督のこの欠場はふざけるな！だろうが・・・小生から見ればきわめて当たり前のことである。

　そもそもＷＢＣ自体、アメリカでは世界一決定戦ではなく、ただのエキジビションマッチととらえているという。
　主催者がそれなんだからして、日本やお隣のようになんとしても優勝を！なんて息巻いている国に対しては、アメリカもけっこう冷ややかな見方をしているのでは・・・

　なんて真剣に語るほどのネタではないか・・・（汗）