アモーレ・カンターレ・マンジャーレ

自称イタリア人のオヤジが、好きなサッカーやらグルメやら、何でも不定期に気まぐれに書き綴るサイトです。

『どうらく息子』寄席

2012-06-02 05:49:09 | 落語
ビッグコミックオリジナルに連載中の『どうらく息子』は落語家の修行を描いた尾瀬あきら氏の劇画である。この劇画は柳家三三が監修している。


 この劇画をテーマにした落語会も、林家時蔵を中心に今回で三回目である。基本的に、時蔵と三三、それにぽっぽ改メぴっかりがレギュラーだ。
 今回も清澄白河の深川江戸資料館のホールで開催された。まずは開口一番、一力が寿限無をやる。声はいいのだが、上手くやろうとしているのか、なんとなく声が自然ではない・・・もうちょい力みが抜ければもっとよくなるかなと。

 そして花緑の弟子の鬼〆、以前からよく聞くが落ち着きがなく、どうも聞きづらい。小噺でも決定的なコンテンツを落としてしまっていた。
 肝心の噺は粗忽長屋だったが・・・本人が粗忽すぎるぞ・・・って。

 続いて同じく二ツ目のぴっかりが登場。劇画に登場する噺ということで、今回は牛ほめをやってくれた。
 相変わらず抜群に可愛いが、今回与太郎の演出について感じることがあった。おそらくはあえてチャレンジしているのだろうが・・・


 というのは、典型的な与太郎と違うのだ。与太郎と言うよりも、茶目っ気のある子供みたいな感じがするのだ。
 ぴっかり自身が出ているような・・・逆にらしいといえばその通りなのだが・・・この辺は評価が分かれるところかも知れない。

 小生はぴっかりのファンだからして、もちろんウェルカムだが・・・
 そして続いて時蔵の登場。百川だったが、相変わらず噺家らしい噺家だ。それにしてもいろんな噺家が百川をやるが、本当によくできた噺である。個人的にも一度稽古してみたいと思っている。

 そして、中入り後は尾瀬あきら氏と時蔵の対談。やや、毎回続くとマンネリっぽいかも・・・だが、小生の書いた質問も読まれていたぞ。
 そしてお待ちかね三三の登場。転宅だったが、かなり面白かった。三三らしい空気がたくさん入っていたし、ついつい笑わしてもらったぞ。

 さすがに、これだけ聞くとやや疲れたが、この後はお楽しみ抽選会だ。さあ当てるぞ・・・ぴっかりの手ぬぐいとか、色紙とか・・・
 その抽選会のMC的に登場したのがぴっかり。私服になって出てきたが、ほんとに可愛い。そして・・・あ・当たったあ・・・

 残念ながら、ぴっかりの手ぬぐいや色紙ではなかったが・・・とりあえず大満足で帰路についた。次回もまた10月に開催するという。
 またぴっかりと三三が見れるなら、行こうっと(萌)
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