最初に断っておきたい・・・この記事はあくまで個人の感想である、念のため・・・
どこの大マスコミもまったく報道していないが、この話を見たときに、どこかで聞いたような・・・既視感を持ったのは小生だけだろうか。
まずはこの記事をご覧いただこう。ひとくちに言うと、和歌山県が名乗りを上げているカジノを含む統合型リゾート(IR)誘致を巡って、同県選出の二階俊博自民党幹事長の40年来の後援企業が、周辺の山林約3000坪を買っていた、というもの。
それだけなら、何の問題もないのでは・・・ともいえそうだ。
だが、まずこの土地は、夕焼けが美しく景観が綺麗なためディベロッパーは手を付けたい場所ではあるが、開発許可が下りていないという。
ただ、行政の開発許可が出るようなウルトラCがあれば、その価値は10倍にも跳ね上がるのではないかとも・・・
まずこの土地を購入した企業の先代社長は、二階氏が和歌山県議時代から40年来の後援者であり、葬儀の際は二階氏自らが葬儀委員長を務めていた。
また、二階氏の政策秘書を務める長男は、和通グループ内の社会福祉法人の評議員を兼任しており、衆議院に兼業届けを提出しているという。
そしてもうひとつ・・・和歌山県IR事業者募集要項には、<来訪者をIR区域外に誘導するための仕組みを構築すること>とあり、和歌山県が誘致に成功した際には、周辺地域のためにどのような対応をとるのか、注目されるという・・・
その観点で、この土地の位置を見ると・・・だ。
あくまで状況証拠でしかないし、実際にIRの場所として決定したわけでもない。だが・・・この話って、既視感がないか?
そう、まさに先日終了した半沢直樹のストーリーに酷似しているのだ。与党の幹事長が地元の企業を通じて買い取った土地が、空港誘致によって莫大な利益を・・・
もちろん、この手の話は二階氏だけに限ったことではなく、新幹線の路線沿いの土地がどうしたこうしたとか、よく聞かれる話である。
おそらくは法的には問題はないのだろう・・・だが、我々一般人がなんらかの情報により、高騰することがわかっている株式を購入すればたちまちインサイダーで捕まってしまう。
それが、このケースでは問題にならないというのはなんともバランスを欠くと思うのは貧乏人のひがみだろうか。
もちろん、あくまで和歌山に誘致が決まったら・・・であるが・・・幹事長としては歴代最長の二階氏・・・半沢直樹の箕部と被るようにしか見えない・・・
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