アモーレ・カンターレ・マンジャーレ

自称イタリア人のオヤジが、好きなサッカーやらグルメやら、何でも不定期に気まぐれに書き綴るサイトです。

鳥インフルエンザ指定感染症に・・・

2013-04-25 11:15:51 | つれづれ
GWを目の前にして、4月24日にとうとう厚労省は、例の鳥インフルエンザH7N9型を指定感染症に指定した。具体的な施行は、GW開けになるということだが、これによってどういうことがおこるかというと・・・

 たとえば、中国から帰国しちょっと発熱があったりすると、(たとえ、インフルエンザでなくても)そのまま無条件で病院に送り込む強制力が発生する。
 特措法でなく、指定感染症だから、これにより発生した損失・損害に関しては国は一切保障しない、ということになる。


 ちなみに、特定感染症に該当する病気といえば、コレラ、細菌性赤痢、腸チフス、特定の出血熱など。これらに並ぶ扱いということになる
 とてつもなく危険な病気という扱いになってしまった。あえて言うが、毎年のインフルエンザと基本は同じであるのに、扱いだけものすごくなったということだ。

 この件で腹立たしく思うのは、2009年の新型インフルエンザとまったく同じ愚を繰り返そうとしていることだ
 あのときは、当時の厚労大臣の何某のバカなパフォーマンスで、患者第一号が出たときには、深夜に緊急記者会見をやったりしていた。

 当時感じた憤りについては、こんな記事に書いたが、絶対に忘れられないのが、海外から帰国して罹患が判明した学生と、その学校が謝罪会見したことだ。それを面白おかしく流すバカマスコミと、踊らされるバカ国民・・・あの校長先生は、誰に対して何を謝罪していたのか、先日のUSJの件の神戸大の謝罪と同様、マスコミにとってかっこうの題材になるという以上の意味を小生は感じない。

 基本的に、どんな対策したって病気は入ってくるのであり、それを防ぐなんてことは無理だと思うべきである。
 ただ、それに対し適切な対処をすれば、心配するようなことはないのに、あたかもかかったら最後・・・みたいな騒ぎになりそうだ。

 2009年には、関西地区への出張禁止なんて馬鹿なことも起こった。あの時と同じようなことにならないといいんだが・・・
 でもこの国のこと、きっと大騒ぎしたい人が騒ぎ、その責任をかぶらないために、無駄なパフォーマンスに血道をあげることになるんだろうなあ(汗)

 本家の中国では、日本が送り込んだ細菌兵器だなんて言ってるのに・・・
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