アモーレ・カンターレ・マンジャーレ

自称イタリア人のオヤジが、好きなサッカーやらグルメやら、何でも不定期に気まぐれに書き綴るサイトです。

第18回王楽にぎわい道場

2010-08-01 08:16:10 | 落語
さて、毎回出かけている王楽のにぎわい道場、今回もみんなで出かけてきた。この会はにぎわい座で毎回ネタ卸しを含む三席をやるのがお約束だ。

 まずは開口一番、春風亭ぽっぽちゃんだ。うわお、またまた可愛いぞ。ネタもいつものたらちねだが、こんなに至近距離で見られるのは嬉しい。
 この日のお客さんがまた妙にノリがいい。そのせいか、ぽっぽちゃんも絶好調のようだ。すっかり楽しんでからいよいよ王楽の登場だ。

 まずは一席目、ネタは事前に告知されていた「お化け長屋」だった。うーん、むむむ・・・どうだろう。王楽にしては味付けが濃いぞ、ネタ卸しのようだが・・・
 ウケはよかったが、個人的にはもう少しあっさりやった方がいいのではと・・・などと思っていたが、さっと下がってから二席目の登場。

 この季節にぴったりの「船徳」だった。おお、これも小生、王楽では初めて聞くネタだ。若旦那の雰囲気は王楽にぴったりだが・・・
 これも悪くはなかったが、やはり少し味付けが濃いかなあと・・・お客さんのウケはいいんだが、逆に若旦那の自己陶酔の世界をもっときれいに演じた方が、王楽には合うように思った。

 中入りをはさんでトリの一席だが・・・ハッ考えたら、他の噺家が出ないのでぽっぽちゃんも出てこない・・・ちょっと残念(汗)
 といいつつ、マクラもなしでさっと入ったのは「子別れ」だった。おお、以前一度聞いたことがあるが、なかなかいい出来だった記憶がある。

 うむむむ・・・いい、やはり王楽はこの手の噺が一番なじむぞ。時間を考えたのか、いくらか軽めにやっていたが、それもよい。
 すっかり満足しての会であったが、考えてみればたっぷり三席聞いて、1500円という格安の会。次回は「浜野」をやるという・・・先代円楽の十八番である。

 またいくしかないなあ・・・
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