さて、今日の夜は五輪前のチャレンジマッチとして、なでしこのアメリカ戦があるが、日曜日にはU20のW杯前の親善試合としてU20のアメリカ戦があった。
なでしこジャパンは、現在世界的なレベルにあるが、一方でレギュラーと控えとの差があり、選手層がまだまだ薄いという指摘がある。
また、絶対的な支柱である澤もそれなりの年齢になり、ポスト澤をどうするの?なんて話も聞こえる。だが、これらの話は杞憂に終わりそう・・・そんな気持ちになった日曜日の試合だった。
まずは、春の代表合宿では京川舞とともに、飛び級での代表もあるかも?と思わせてくれた猶本光(左写真)。
基本的にはボランチの選手ということで、そのままいけば、ポスト澤になりそうな感じだ。次の世代のボランチは、阪口・猶本になる?
そして中盤だが、INAC神戸のルーキートリオの二人、仲田歩夢(右写真)と田中陽子(トップ写真)がやはり光る。
クラブの選手層がすごいので、なかなかレギュラーとはいかないが、アメリカ戦で得点を挙げた田中は、ミドルシュートからのこぼれ球によく詰めていた。
ちなみに仲田は、ビジュアル的にもマニアの人気を集めていて、この辺がポスト川澄とかポスト大野って感じになるんだろうか・・・
また登録上はFWだが、ポスト宮間?って印象を持ったのが背番号10の横山久美(左写真)。セットプレーでのキックなどを受け持ち、またスルーパスなどに長けている。
もちろん、プレースキッカーとしては世界一というレベルの宮間に比べるのは、まだ失礼というところだが、その宮間にあこがれて、欧州に行かずに湯郷に入団した横山だけに期待していきたいものだ。
そうそう忘れてならないのが、なでしこリーグや代表で鮮烈なデビューを飾った京川舞だ。残念ながら、大怪我により、今は休んでいるが、間違いなく、ポスト永里になりそう。
U20ということでは、同じく日テレの岩渕もまだ有資格者だ。岩渕・京川で組む2トップに、横山・仲田・田中・猶本で組む中盤・・・なかなかワクワクしそう。
と・・・こう見ると、前の方のタレントも着実に育っている感じ。しかも、彼女たちが、浦和とか湯郷というように、散らばっているのもいい。
この日はじっくり見ていないので、DF陣の方のチェックはできなかったが、ポスト近賀とか、ポスト鮫島なんかもきっといそうだ。
これからも男子<女子の時代はもう少し続きそうだ。
ウチは残り試合半分勝たないと残留出来ないそうです。
半分なんて勝てるか、降格決定ですね。