丸の内喫煙事情

先日の記事で、微妙なたばこ屋の看板についてとりあげた。まだまだ、日本の喫煙事情は欧米に比べ遅れているといわざるをえないが、さすがにそうはいっても、スモーカーの肩身は狭くなってきている。

　先日、丸の内を歩いていたら、丸ビルの近くで、ビルの前にレントゲン車のような車が停止している。だが、その割に男性女性入り乱れて入っていく。
　おっ、なんだこれは・・・と思ったら、これが最近噂となっている「スモーカー」だった。そう、オフィスでたばこを吸えない人のために用意された車だ。

　もちろん、それほど大きな車というわけではない。マイクロバスクラスだ。中で、数人の人が談話しながらたばこを吸っている。
　小生がこの写真を撮っていたら、一人のお姉さんが出てきた。バッグも持っていないから、完全にオフィスからちょいと出かけてきた感じだ。

　だが、当然のごとく片手にはたばこを持っている。うーん、女だからとか言うつもりはないが、片手にたばこの箱を握り締め、歩いている姿は好きになれないなあ。
　それにしても、ビルの中で吸えないからといって、ビルの前に喫煙専用車を設置するっていうのも・・・そこまでして、なんだろうか。

　小生の勤務しているビルも、喫煙ルームというのが何箇所か用意されていて、そこでのみ喫煙できるようになっている。そこはちょっとしたコミュニティが成立しているようだ。
　だが、それ自体優遇されているように思う小生は歪んでいるのかなあ・・・自分が、職場でくさやの干物を焼いて食べようとしたら怒られるだろう（汗）

　だが、会社がそういう人のために、匂いの出る食べ物用ルームを作ってくれるなんて話は聞いたこともない（←まさか聞くなよほんとに）
　たばこがよくて、くさやがダメという理屈が小生にはわからないのである。たばこを認めるなら、くさやの干物も認めてくれ～（←そこまでこだわるのか）

　そうそう、さきほどの女性、なかなかかっこよかった。小生知らず知らずに後ろ姿を追いかけて、どこのビルに勤務しているかをチェック・・・って、そりゃあスモーカーじゃなくって、ストーカーだよ（爆）