アモーレ・カンターレ・マンジャーレ

自称イタリア人のオヤジが、好きなサッカーやらグルメやら、何でも不定期に気まぐれに書き綴るサイトです。

キングギドラの思い出

2019-01-26 06:00:03 | ノスタルジー

先日、こんな記事を上げた。三台のスマホを一気に充電できるコードだ。その中でキングギドラ状態と書いたが、それで思い出したのがキングギドラのこと。

 

 小生のようなオヤジ世代でないとなんのこっちゃというところだろうが、この名前の怪獣は強烈なインパクトがあった

 写真でわかる通り、全身は黄金のうろこに覆われていて、龍のような頭が三つついている。手はないが、巨大な羽が生えていて、空を飛ぶ。

 

 足は強烈に太く、たくましさは抜群だ。さらにしっぽは二本生えている。手がないため、格闘技的な戦いはしないが、口から無重力光線を吐き、羽の起こす強風とともにすべてを破壊しつくす

 元々地球由来の怪獣ではなく、記憶の限りでは金星から来たような・・・と思ったが、こちらの記事によれば金星の文明を3日で滅ぼしたという

  

 あと、登場したのが1964年というから東京五輪のときだ。そして、ゴジラやラドンさらにはモスラが、地球を守るために戦うのに対し、完全な敵役であった。三大怪獣を中心に敵としてなんども登場している。

 今考えてみると、自分たちをいじめる人間のために戦う、さらには三怪獣が連携をして・・・なんてものすごいストーリーだが、ガキの頃の心を湧きたてるには十分だった。

 

 さらに、前述のリンクによればキングギドラは隕石の中に入り、黒部の谷に落下したというのだが・・・体長100mのキングギドラ、重さも3万トンというから、当然隕石はそれより大きくなる

 こんな巨大な隕石が地上に落ちた時点で日本はおろか、地球には大打撃なんだが・・・(爆)。ついでにいえば、地球での飛行速度マッハ3、宇宙ではマッハ400で飛べるという。

 

 空気のない宇宙はともかく、地球でこのスマートとは言えない形の物がマッハ3で飛ぶと、もの凄い衝撃波が発生する。その衝撃波だけでも地上には大打撃だ。

 あっ、いや自分自身への衝撃波も・・・当然羽はもげるぞ・・・なんて柳田理科男なら言うだろうなあ(苦笑)

 

 とにかく悪役としての存在感は抜群だったし、映画を見ながらゴジラ頑張れ! 負けるなモスラ・・・なんてやっていたものだ。

 その映画も田舎の小さな映画館で、だいたい2日間くらいしか上映されない。その日は、町中の子供たちが集まってる・・・という感じ。

 

 当然指定席なんぞはなく、映画館も定員以上に詰め込むものだから、立ち見大会という・・・そこまでしても見たかった。

 今やモスラもラドンも、ましてやキングギドラもいない中、ゴジラのみが平成まで生きながらえていることはすごいというべきか。

 

 平成の次の時代、そして再びの東京五輪を迎えるにあたり、キングギドラ対三大怪獣なんてのをリメイクしてもらえないかなあ・・・

 オヤジ世代だけでなく、今時のガキたちにもウケるのでは・・・無理かなあ。

コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« メルセデスの新型Bクラスはデ... | トップ | auの格安SIM選択時の注意 »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
古くて新しいキングギドラ (大石良雄 本名)
2020-01-27 15:56:40
拝啓 よろしくお願いいたします。
しかしこのブログはサイトヘッド様の好奇心に満ち溢れ非常に面白く楽しく勉強になります。
この「キングギドラ始め一連の東宝大映映画関連は、全て劇場で観て」おりました。何せど田舎の狭く汚い、しかも汲み取りトイレの臭い映画館で、、、売店で売ってる駄菓子は市価より高くて、、、、それでもお客さんは「黙って立ち見で観て」いましたね。この「キングギドラのモデル=原型ってぇ、、、おそらくはヤマタノオロチ」ではないでしょうか? 西洋では「メデューサ、ゴーゴン」なんてぇ頭のヘアが全て蛇」なんて恐ろしいモンスター?妖怪?がおりますが、さすがにヤマタノオロチの様に頭の数が多いのは、当時も今も撮影時の躁演上不可能だったでしょう。平成になってからの「新ゴジラシリーズに再登場したキングギドラはまた馬鹿に高性能化され、物凄く強く」なっていましたが、実は昭和の時代のキングギドラは、、、騒ぐ程には強くも無くて、名前とボディ負けしていたと思います。おそらくは、、、頭が3つってぇ事は脳ミソも3つ、此処が疑問でして「ひとつの頭にきちんと脳ミソが入っているならともかく、頭ひとつ分の脳ミソが3つに分けられている?」としたら、図体が一つの場合「脳の指令が追いつかない?」のかもしれませんね。蛇足ですが「昭和時代のキングギドラの声=鳴声」は、よくよく聴いて研究してみますとどうも「電子オルガン=ヤマハ等 の高音部を早いトレモロかけて手弾きした音をアナログテープ編集で加工=逆回転、速度変化、ピッチ上下」等で造り上げたと推測されます。
ちなみに、こうした「大気圏外まででられるモンスター」ってぇ意外と少なくて、「東宝=キングギドラ ガイガン」「大映=ガメラ」位でしょうか、、、ラドン、モスラ、ギャオス等はどうも大気圏内専用のモンスターらしいですね。しかし恐ろしいのは「キングギドラやガメラを敵に回すと、例え月や火星に逃げ出そうと何処までも追いかけてくる」と、、、、恐ろしいですね、怖いですね、
また勉強させて下さい。  敬具
返信する
Unknown ()
2020-01-27 23:15:18
大石様
まさしく同世代と拝察しました。というのは、映画館のトイレの臭いなど、まさに同じ景色の中でキングギドラを見ていらした様子、私も親近感を覚えました。
これからもお気軽にどうぞ。
返信する

コメントを投稿

ノスタルジー」カテゴリの最新記事