アモーレ・カンターレ・マンジャーレ

自称イタリア人のオヤジが、好きなサッカーやらグルメやら、何でも不定期に気まぐれに書き綴るサイトです。

平の高房の魅力ポイント

2016-07-12 06:00:07 | 日本秘湯を守る会
平の高房は、温泉が抜群なのだが、その他にも魅力ポイントはたくさんある。ひいきを承知で小生が気に入っているポイントを紹介しよう。


 まずは食事だが、囲炉裏で焼く料理が野趣あふれるもの。湯西川名物の一升べらをはじめとして、焼き鳥、焼き餅、ヤマメの塩焼きと並ぶ。
 もちろん、基本の料理もバラエティに富み、飽きることもない。が・・・この料理に抜群に合うお酒がいい。


 それが写真の凍結生酒だ。ご覧の通り、竹に入って提供されるが、これがとんでもなく美味しい。料理を美味しくしてくれるし、気分もますます盛り上がる。
 夕食はデザートまで品数も多く満足度は高いし、朝食も変わったものがあるわけではないが、丁寧に作られている上に、品数も豊富で満足度は高い。

 一方で、お宿そのものの魅力も高い。敷地が広いうえに、玄関や階段、廊下などすべてがゆったりと大きく作られていて、なんとも贅沢である。
また夏でも、クーラーなしで寝られる空気の清涼さもポイントだ。


 写真のように廊下を歩いているだけで違う空間に感じられる。実は、宿泊した直前にスタートしたドラマ「神の舌を持つ男」のロケに使われていたという。


 たまたま再放送を見ることができたが、ああ、ここは・・・なんてノリで見ていたが、確かにこの広いお宿なら撮影には使いやすいだろうと。
 さらに、その敷地の中で手作りで夜間の灯篭を光らせたり、蛍を楽しめるように飼ってくれたりと、ご主人の汗をかくもてなしが光っている。

 このご主人はお客さまの送迎も対応していて、今回は「竹の宵まつり」の送迎もしていた。雨でもあり、小生は行かなかったが・・・
 ご主人が汗をかくもてなしをしてくれるのに対し、若女将を中心とした、出しゃばらず、さりとてかゆいところに気配りのきいたサービスがなんとも心地よい。




 たとえば、食事から帰ると浴衣の替えが置いてあるとか、お風呂にもこんな気の利いた表示があったり、スリッパのクリップなどが嬉しいところ。
 この若女将は、夕食のときにも丁寧にごあいさつをしてくれるが、もの静かで控えめな雰囲気が素敵だ。が・・・何より素敵なのが大女将だ。

 温泉の成分表示のところに、宿の代表として名前が出ているが、御歳なんと90歳。今でも夕方のロビーや朝の売店に出勤している。
 そして、しっかり売店のスタッフとしてレジを打っている。応対もゆっくりだが、しっかりしていて、とても90歳には見えない。

 何より驚くのは、お肌が白くしわも少ないこと。やはり美肌の湯の効果なのだろうか・・・とてもチャーミングなおばあちゃんで、今回はツーショット写真を撮らせていただいた。
 以前の記事にも書いたが、このおばあちゃんが看板娘というべきで、こうしたおもてなしの空気がトータルでこのお宿の魅力になっているという感じ。

 平の高房には、皆さんにお勧めしていきたいと・・・鬼怒川からバスも出ているし、意外に行きやすいところでもある。皆さんにもぜひ・・・
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 美肌の湯、平の高房 | トップ | 参院選終わって感じたこと »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

日本秘湯を守る会」カテゴリの最新記事