アモーレ・カンターレ・マンジャーレ

自称イタリア人のオヤジが、好きなサッカーやらグルメやら、何でも不定期に気まぐれに書き綴るサイトです。

東福寺からいかばたで昼食

2019-06-30 06:00:03 | つれづれ

「桜田温泉 山芳園」をチェックアウトした小生、前日の浄感寺とは別の天井絵があるお寺が近くにあると聞き、そちらに向かった。

 

 それが西伊豆町にある東福寺である。ナビを頼りに行ったところお宿からは本当にすぐに到着した。トップ写真のような山門がすぐに見えた。

 入り口のところに五百羅漢寺とある。正式名称は東福寺だが、かつてはこちらでなく海沿いにあったという。

  

 鎌倉時代の開山というが、天福年間の創建にちなみ当時は天福寺と名乗っていた由。その後、地震による津波で本堂が現在の地に流されたため、そこで再建したと。

 かつてのお寺から見て東に流されたため、天福寺を改め東福寺とした由。軽く言うが、この地点から河口まではかなりの距離がある。

 

 津波のすごさを改めて感じた次第である。さて、では見学に・・・ということで、拝見すると・・・

 お、おお・・・これはすごい。五百羅漢というと、小さな像がたくさん並んでいたりするのがパターンだが、こちらは天井にびっしり描かれている。

 

 こちらも鏝絵だが、長八の系列ではなく、もっと時代が下った大正年間のものと。中央の龍の立体感はなかなかの迫力だったし、その周りをところ狭しと囲む五百羅漢はすごい

 制作を依頼した方はお寺の檀家さんで、五百羅漢の中にご両親の姿を入れ込んでいた。失礼ながらこんなところにこんな立派なお寺があるとは・・・

  

 さらに本堂の畳に寝転がって見せていただくことができた。これは嬉しい限りである。ちなみにこちらは一般の檀家さんもいらっしゃるので、法要などがあれば拝観はできないと。

 さて、ここからは今回のツアーに同行された親族を伊東にお送りすることになるのだが、途中で昼食時になり、立ち寄ったのが「いかばた」だ

  

 うどんをメインにしたお店で、かつては某有名落語家の弟さんが経営していたとのこと。古民家を活用した店内は威厳があり、知らないと入りにくそう。

 親族の勧めで、うどんをお願いしたがせっかくなので天ぷら付きに・・・これがなかなか美味しかった。

  

 同行者はキノコと豚のつけ汁のうどんにしたが、これまたなかなか・・・うどんは稲庭うどんのようなタイプ。細目でのど越しがいい。

 いやいや知らなかったぞ、伊豆の山の中にこんな隠れ家のようなお店があったとは・・・大満足でお店を後にした。

 

 親族を送り届け、東京に向けて一直線・・・と言いたかったが、ここからが長かった。道のり約120kmを5時間かかってしまった

 やはり日曜日の午後に伊豆から帰るのはやめた方がよさそうだ・・・


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