江戸三大祭り

日本人は、三大○○というのが好きである。日本三景だの、京都三大祭りだの、全国にたくさんある。京都三大祭りと言えば、春の葵祭り、夏の祇園祭り、秋の時代祭りという具合だ。

　このところ、神田祭りなどがあった関係で、江戸三大祭りという言葉をよく聞く。では、ここで質問である。江戸三大祭りとは、どこのことなのでしょう。
　小生も悩んだ。神田祭りと三社祭りは間違いないとしてあとはどこだ・・・と。深川か、はたまた考えたが結論が出ない。

　こういうときはネットで調べるに限るとして、検索したところ、衝撃の事実が判明した。なんと、三大祭りの二つは定説があるが、残りのひとつは諸説あると。
　しかも、定説の二つというのが、神田祭りと山王祭り・・・三社ではない！小生にとっては、へえーっものである。

　こりゃあ、江戸っ子に聞いてみようってんで、二人の下町育ちの女性に聞いた。一人は佃、もう一人は神田という筋金入りだ。
　するとやはり、認識としては小生と同じで、後のひとつについて、意見が分かれた。ただ、いずれも山王祭りは上がってこなかった(苦笑)

　しかし、もっとも正統風なのが、神田・山王・深川だったとは・・・これは、京都と違い、東京の人自体ほとんど間違えているに違いない。
　ときに、写真は今年の神田祭りでお目見えした、なまずの山車である。なんでも２００年ぶりの登場だそうで、頭に大石を乗せている。

　そう、これは地震封じの山車なんだそうな。しかし、こんな山車を見るといよいよ気になるが、大きな地震がこないことを祈りたい。
　もっとも桂は、今回の件ですっかりジシンを失っておりますが・・・(寒)