アモーレ・カンターレ・マンジャーレ

自称イタリア人のオヤジが、好きなサッカーやらグルメやら、何でも不定期に気まぐれに書き綴るサイトです。

故郷の認知症カフェ落語も五年目

2021-11-30 07:00:00 | 落語

故郷の同級生のお手伝いで、認知症予防カフェで落語をやるようになったのが、2017年のこのとき以来、今年で5回目となる落語会を先日やらせていただいた。

 

 実は会場が二箇所に分かれているので、通算では8回目(昨年と今年は1会場のみ)なのだが・・・

 毎回2席やるので、それなりにネタの準備も大変だ(苦笑)。まあはげみにはなるが・・・今回も朝の踊り子号で伊豆熱川まで。

 

 そこからポコポコ歩いて会場まで。ご案内の方も多いかと思うが、熱川には平地はまったくないというところなので、駅から民家のある地区まではひたすら強烈な坂道を登る

 

 けっこう心が折れそうになるところでようやく会場に到着する。毎回楽しみにしてくださるお客様の顔が嬉しい。

 そして今回から別の障がい者施設の方も参加されたので、お客様は総勢で40名を超えることになった

 前回はフェイスシールドをつけての会だったが、今回はそんなこともなく、やりやすい・・・というところで、一席目は「寿限無」をやらせていただいた。

 

 実は、かねてより稽古だけはしていたのだが、実際に掛けるのは今回が初めてだ。おかげさまでかなりウケて手応え十分。

 小休憩の後、二席目は先日の発表会で掛けさせていただいた「虱茶屋」だ。音曲のところでちょっとトラブルがあったが、肝心の虱のところは大ウケ(というのは恥ずかしいが)だった。

 

 個人的な話でいささかよろしくないかもしれないが、「虱茶屋」は好評で、なんかハマったかなと。

 困ったときの「紙屑屋」だったところに、困ったときの「虱茶屋」ってのもありかと。お帰りになるお年寄りの方々が、虱が懐かしいとおっしゃるのがいたく嬉しい小生であった

 

 という小生も、口演後はとんぼ返りで、上りの踊り子号に飛び乗り、帰京した。せっかく伊豆まで帰りながらも、実家にもよらずに・・・だが、今の環境ではいたしかたなし。

 また来年も来てくださいねと言われ、その気になっている豚が・・・(爆)

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