アモーレ・カンターレ・マンジャーレ

自称イタリア人のオヤジが、好きなサッカーやらグルメやら、何でも不定期に気まぐれに書き綴るサイトです。

萌え落語登場?

2012-12-01 06:00:09 | マニア
最近は、女流の落語家も増えているし、アイドルが落語の真似事をする機会も出てきているが、とうとう「女子萌え落語」なんていうジャンルができたというニュースが出ていた。

 くだんの落語のCDを出した主は、トップ写真の小林ゆうちゃん。なんともかわいらしいお嬢さんだが、声優かつモデルで落語家?という・・・
 なんでも立川談志の落語を知り、それがキッカケで落語をやってみたいと思ったという。まあ、そこまではわからんではないが、CDってのはすごい。

 冒頭に書いたように、「女子萌え落語」というくらいで、古典落語を現代のアキバカルチャーにスライドさせる形、つまり萌え文化の世界観の落語だとか。
 おお、だとするとヲタが登場したりとか・・・フィギュアが人間になったりとか・・・うーむ、ちょっと柳家喬太郎とか春風亭昇太の世界かも。

 と思ったら、実際に古典の『寿限無(じゅげむ)』をカバーした『微レ存』という噺では、描いた漫画を同人誌として売りたい主人公が、漫画やコミケに大変詳しい先輩にタイトルを相談するという。
最終的に本のタイトルは、アキバカルチャーにゆかりのあるたくさんの言葉を全部つなげたすごく長いものに・・・という。

 おお、ちゃんと落語らしい展開になっている。
 しかし、こうなると小生も、この手のジャンルの物語を書いてみたくなってしまうぞ。たとえば、田舎から初めてアキバに出てきた男が、メイドカフェのメイドさんにハマり、一生懸命貯金をしてアキバに行く「幾代餅」のカバーで「行くよ餅」とか。

 アキバ狂いの若旦那のために、我が家の二階にアキバを作ってしまう「二階ぞめきアキバ版」とか。
 裏カジノで破産寸前のオヤジを助けようと、アキバの風俗店で働こうと決意した娘さんと、レア物のパーツ屋さんに売掛金を忘れた青年が、Eメールの誤発信がもとで交錯する「石丸もっとE」とか。←(「文七元結」のカバーとしてはつらい)

 とはいえ、今さらながらに落語って、人生のあらゆるシーンがそこにある・・・っていう立川談志に言われたセリフがしみこんでくる。
 また落語を啓子、もとい稽古しなくっちゃ(汗)
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