鉄人２８号登場！

小生が、ガキの頃のヒーローというと鉄腕アトムと鉄人２８号にトドメを刺すということになる。当然、テレビは白黒だったが、とにかくかっこよかった。

　今から思えば・・・なんで、鉄人の操縦などという重要な任務を小学生が担うのか？なんて突っ込みどころは満載であるが、血湧き肉躍るという雰囲気そのものだった。
　そんな鉄人２８号のリアルサイズの模型が神戸市にお目見えした。身長１８ｍという。ちょうど奈良の大仏が１６ｍだから、そのサイズに近い。

　高さ１８メートル！鉄人２８号「ガオー」(読売新聞) - goo ニュース

　迫力ある四肢といい、ボディの質感といい、ガキの頃に夢見た鉄人・・・って、あれれ、鉄人って、こんなに丸い形だったっけ？
　うーむ、ガキの頃の印象はもうちょっと人間に近い体形だったように思うんだが、やはり思い出は美化されてしまったのか。

　思い出といえば、当時ガキたちの間で話題になったのが、「なぜ２８号という番号なのだ」というものであった。
　実際にドラマの中では、２７号なるメカが一瞬出てくる。しかも昭和３０年代の初期のストーリーでは暴走してしまう悪役メカ的だったはず。

　とはいえ、ガキながらに２６号までのメカはどうなったんだ・・・という。（今更真剣に考えてもどうなるものでもないが・・・）
　それにしても、こういうドラマに心躍らせていた我々の心には、「この世の中には、世界征服を狙って、まずは日本を攻めてくる輩がたくさんいるのだ」と刻み込まれたし、その悪と戦う小学生もいるのだと・・・（苦笑）

　考えてみれば、ジャイアントロボを操縦していたのも小学生だし、マグマ大使を呼べたのも小学生だ。バロム１に至っては、小学生だか中学生自体が戦っていた。
　うーむ、そうすると昭和の日本、いや世界平和を守っていたのは日本の小学生ということになるぞ、おそるべし日本の小学生（爆）

　まあ、世界征服を狙っている方も、まずは手始めに・・・なんていうノリで、幼稚園を襲撃したりしていたのだから、ずいぶんとおまぬけな奴らだった（苦笑）
　しかし、写真で見る限り１８ｍって、ずいぶんでかい。ところが、ゴジラはこの３倍くらいあるわけで、いかな鉄人でも勝てそうにない。

　そう考えてみると、モスラを動かしていた小美人はなんと偉大だったというべきか。いずれにしろ、世界平和には小さな力が大きく働いていたのだなあ（汗）