アモーレ・カンターレ・マンジャーレ

自称イタリア人のオヤジが、好きなサッカーやらグルメやら、何でも不定期に気まぐれに書き綴るサイトです。

高校サッカー富山第一が初制覇

2014-01-13 18:41:05 | サッカー
いやあ、こんな試合が本気であるなんて・・・そのくらい劇的な逆転勝ちであった。全国高校サッカーの決勝である。

富山第一が逆転勝ちで初優勝!2点差ひっくり返す(サンケイスポーツ) - goo ニュース

 北陸勢同士の決勝となった今大会だが、同時に現国立競技場でのラストゲームでもあった。かたや今をときめく本田の出身校である星稜高校、そしてもう片方が、かつての日本代表柳沢の出身校である富山第一という組み合わせは興味深かった。
 ついでにいうと、ローカルな富山第一とスポーツ名門校の星稜という・・・

 試合は、開始早々、ガンガン攻撃的に行く富山第一が押し気味に展開する。だが、ここまでノーシュートの星稜がPKをもらう。
 これをキッチリ決めて前半は1-0で星稜がリードして折り返した。後半に入り、徐々にペースをつかむ星稜、後半25分には1点追加し、2-0とリードを広げた。


 このシュートは2本のパスでゴール前につなぎ、最後はナイスヘッドだったので、この時点で正直決まり・・・そう思った。
 逆に言うと富山第一は、チャンスをつくりながらも決めきれない・・・そんなジクジクした展開が動いたのは後半42分だった。

 左からの折り返しをタイミングよくとびこんだFWがキーパーの脇を抜けるシュートを決め、2-1。とはいえ、さすがに、ここまでか・・・と。
 星稜はエースを下げ、時間を使う作戦などに出ていたし・・・だが、勝負はここからだった。ロスタイム残り十数秒で、PKを勝ち取った富山第一。

 これを監督の息子にして背番号10の選手が決めて、延長戦に突入。それも後半8分を過ぎ、富山第一がPK戦のスペシャリストのGKを準備している矢先だった。
 途中投入の左足のスペシャリストの放ったミドルシュートが見事なスーパーゴールとなったのだ。一瞬何が起こったの・・・ってくらい鮮やかなものだった。

 それにしても前日の春高バレーでもそうだったが、マッチポイントからの逆転とか、本当にスポーツは最後までわからない・・・まさに感動のドラマだった。
 そういえば、もうひとつの高校サッカー大会である女子の方もベスト4が出そろった。連覇を目指す常盤木学園と藤枝順心、神村学園と日ノ本学園が準決勝で対戦する。

 なでしこジャパンの佐々木監督が、全日本に呼びたい選手がいるとすでにコメントしているようで、こちらもこれからなかなか楽しみである。
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