焼き鳥の大吉にて

小生、夜遅くに飲みたくなるとよく焼き鳥屋に行く。いろんなジャンルの飲み屋があるが、焼き鳥屋ってけっこうヘルシーだし、ごはんを食べなければ・・・だ。

 

　先日、落語会の帰りに立ち寄ったのもそんな感じで、焼き鳥の「大吉」に。以前、テレビで大吉の店長さんへのトレーニングを見たことがあり、なんとなく好感を持っていた。

　こちらのいいところはお通しもないこと、また焼き鳥にこだわりサイドメニューも限られていること。

 　

　ということで、数少ないサイドメニューから煮込みを・・・なんて思ったが、ない(笑)焼き鳥屋で煮込みがないのも珍しいなあと。

　その代わりといって、この日のメニューにあったのが、肉豆腐。上写真のこちらである。もつ煮込みとは異なるが、なかなかおいしい。

 

　そして、焼き鳥もオーダーし、味付けは店長のお任せで・・・レバーとせせり、正肉、かわ、などなど・・・

　ほろ酔い加減でいろいろ店長さんと語りながら食べながら、また飲む・・・そんな中、ふとカウンターに並んでいる焼酎の品揃えを見ていたら・・・

 

　あれれ、なんだこれ「桜田門　警視庁」とある。こんな銘柄の焼酎聞いたことないぞ。店長さんこれって何ですか? と。

　すると店長さんいわく「これは警察の方が持ってきてくださったんですよ」と。なんでも、警視庁で買えるものらしい。

 

　中身は空だが、これがお守りとなるんだそうで、いわゆる反社会的勢力の方などには、このボトルがあると魔除けの効果があるんだそうな。

　なるほど・・・で、実際そういう方々がこれを見て、そそくさと帰られたこともあったとか・・・へえ、そういうものなんだ。

 

　というところで、ハッと気が付いた。どこかの国の政府では、桜を見る会がらみで、反社会的勢力の方々を招待したことがキッカケとなり、「反社会的勢力」という言葉には決まった定義はない、つまり反社会的勢力を定義するものがないので、そういう人はいない・・・

　と、閣議決定したような記憶があるのだが・・・

 

　逆にいえば、反社会的勢力はいないのだから、このボトルが効果を発揮するシーンなどないのでは・・・(汗)

　そのせいで、反社会的勢力に相対する企業担当者などは今こまっているようなのだが・・・なんて酔いながら政府の揚げ足をとることを考えてしまっている・・・

 

　そんな変な奴、それが小生です、はい。